ココロノオト
蒼の中に詰め込まれた夢
小さなボトルに入った蒼い欠片
それは、願い事を叶えてくれる
だから、手を伸ばした
澄んだ、蒼の石の欠片達に
蒼い欠片の詰まったボトルに夢を詰め込む
心の中で淡く光る夢を
目を閉じて、祈るように蒼の欠片を抱き締めながら
でも、本当は知っている
大人になればなるほどに、
現実を知らなければならないこと
でも、私は知っている
見続けた夢を断ち切ることが辛いことを
だから、私は蒼い欠片を持ち続ける
願い事を叶えてくれる蒼い欠片
手の中に収まる小さな欠片だけど、
夢を吸い込んで輝き出すのを、私は信じていたいから