小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!
二次創作小説
|
官能小説
ホーム
|
新規登録
|
novelist.jpとは
|
作品一覧
|
ランキング
|
コミュニティ
|
製本印刷
|
利用ガイド・ヘルプ
|
ログイン
マイページ | 小説の投稿 | 投稿作品の管理 | あしあと | メッセージ | プロフィール確認 | 設定変更
人気のタグ
|
ユーザー検索
|
コミュ検索
|
タグ
タイトル
紹介文
R-18作品を含まない
にょす
プロフィール
投稿作品を見る
お気に入り作家を見る
ブックマークを見る
novelistID. 24519
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン
>> PASSWORDを忘れた!
作品詳細に戻る
水底
INDEX
|16ページ/22ページ|
次のページ
前のページ
「真千子の声は私を呼び続けていた。だから会いに行ったのに。」
「しな子ちゃんはわからずやね。ほんとうの呼ぶ声はみんな魚が呼ぶ声なのに。」
「あなたはもう、半分人間に。」
「しな子ちゃんがいつまでも知らんぷりするから。」
「あなたの声ではない。」
「わたしの声よ。」
なまぬるい水がぐいぐいと迫ってくる。
両足が床から離れ、体が水の中に浮かぶ。
水面から顔を出すが、呼吸をすることもままならなくなってきている。
息を切らし切らし、つぶやくように口にした。
作品名:
水底
作家名:
にょす