前世だかのメイキング
【お話について】
解説というか、こんなこと考えて書いてました、というか。
結構、話が進めば進むほど修正やら設定やらが自動的に湧いた、珍しい話でした。
そこらへんの、アホやったなーという備忘録です。
●1つめ
佐助さんが電波受信して打ちひしがれる伊達ちゃんを見つける話。
中学2年生、生徒会長選前。
何にも考えないで、佐助さんと伊達ちゃんを書いてました。
喋り方失敗しないかなーとか。
何歳でもどんな季節でもいいようにしよーっと、初陣の歳の詳細調べてないし、とか。
そしたら毛利さんの初陣の歳間違えてたよ(悲鳴)。
大まかに、アノヒトの人生の流れなら十代後半かと思ってました。
あ、書き忘れ。
南の人の外見が全然違うのは、色んな血が混ざってるから、という裏設定でした。
南方から海外の人の血が混ざって特徴がわかりにくくなってる。
でも描写、出てこないからいいや、ってなりました。
細身で爽やかな島津さんとか、書きたかった気持ちはちょっと残ってる・・・。
あのヒト爽やかで気持ちいい性格してるよねーと思ってるんで。
宮本さんは絵で食ってくイメージがあります。
授業中も休み時間も絵を描いてたのは、書いてる人の周辺の絵で糊口を凌いでる人たちがそういう生活をしてたからです。
絵で飯を食うってそれくらいの情熱とか飢餓感とかが無いと、認められる技量を得られないんじゃないかなと思います。
少なくとも10代でデビューとか出版社に拾われるとかの人はそういうタイプばっかりです、自分の周囲。
それと、「委員長」と佐助さんが呼ぶのは「級長」の響きが「筆頭」って響きと似た感じで使われてて嫌がってたからです。
他のクラスの級長は、ちゃんと級長って呼んでます。
あと、人気あるジャンルの二次作品てすごいねーアクセス伸びるねー、でも詰まんなくってごめんなさいー、な気分でした。
<存在した設定>
・伊達ちゃんのお母さんが歴史家
・初陣の歳で電波受信
・チカちゃん、毛利元就、島津義弘、宮本武蔵、かすが、武田信玄、上杉謙信が転生済み
・チカちゃん性転換
<存在してなかった設定>
・担任教師の存在
・片倉小十郎の電波受信有無
(年下だと面白いなーと思ってた。)
・高校か中学か
●2つめ
佐助さんが前田慶次と話して、かすがや謙信や信玄に会う話。
中学1年生、夏休み前後。
あっはっは、書いちゃったよ、謙信さんとか信玄さん書きたかったから書いちゃったよ、と思いながら書いてました。
前田慶次の担任設定は、書いてて、「え、だって担任だし。」の途中でやってきました。
「え、慶次なの、この担任?!」みたいな。
あれ、すげーびっくりした。つか、慶次関連、これ多くないか?
で、評価をいただいてしまって震えた。
仕事しながら「電波な話だよなー痛いなー一日だけ置いたら削除しよー」と勇んで帰宅したら評価いただいてて、嬉しいんだけど気持ちが混沌としてしまって、とりあえず削除は不可になる。
更にアクセス数が10を越えた辺りで、「あ、次書いて良いかも?」と思って開き直った。
以降、アクセス数が10越えてから「あ、次書いて良いかも?」と書き始めるようになりました。
<存在した設定>
・「政子」という名前の由来
・かすがの家庭設定がここらへんで出来た
・武田信玄や上杉謙信の設定は書いててやってきた
・蘭丸さんが佐助さんの隣の家。幼馴染の設定。
・毛利元就の全国制覇ネタ
<存在してなかった設定>
・高校か中学か(だからいい加減決めようよ)
・真田さんが信玄さんちに居候してること
●3つめ
伊達ちゃんと佐助さんが友人になった切欠の話。
中学1年生、5月。
ピアノジャックさんに翻弄された思い出がいっぱい。
どういう音楽なのか、言葉での表現に悩んでました。
カホンも言葉で表現できなくて、理解してなくて・・・匙投げた。
ごめんなさいぃー(涙)。
導入をどうしようか悩んでたら、いきなり佐助さんがプリント捲り始めたのでびっくりしながら書記してました。
何となく、口に出すときは「俺様」、独白は「俺」で、前世を受け入れてるかどうか心情を区別してたイメージでしたが、忘れました・・・。
武田さん幸村さんと出逢って、此処でお別れなんて嫌だと理性が負けた以降は全部「俺様」だった気がするんですが・・・忘れました(汗)。
そもそも手遅れだ。ずっと「俺様」で独白してるよ。
なんだろ、2つめのとき、「俺」で独白してるのは武田の大将と併記するのにサマとか付けられなかったんだろうなとは思うんですけど。
俺様、って書かないと電波がやって来て突っ込むんですよ・・・。
そんなことを思い出しながら書いてました。
<存在した設定>
・ここらで片倉さんの電波受信でいいじゃんつーか歳的に受信だよね、まさか年下に弁当作らせるわけ無いよ伊達ちゃんも、と気付く。
年上設定が確定。
・伊達ちゃんが生徒会長になること
・伊達ちゃんが剣道部と交渉の末、入らなかったこと
・伊達ちゃんの古美術目利きで社会的立場立脚
<存在してなかった設定>
・直江いじめ
(職員室に駆け込むこと。)
◎番外編1つめ
音楽を作る話。
中学1年生、たぶん秋頃。
やっぱり導入に悩んでた。
とりあえずチカちゃんの喋り方練習を、と思ったらスルスル進んで、キャラ立ってると自動筆記楽だわーとか思った。
この話は、チカちゃんが着メロ作るところを失敗しました。
アプリの街のフリー素材で作ってるイメージだったんだが、やったこと無いので昔見かけた他のサイトの有料ソフトの作り方で記述しちゃってます。
後日、アプリの街での方法読んで真っ青。
インディーズが落とせるサイトもあるのは知ってたけど、チカちゃんは更にマイナーなところを攻めてるみたいだったので、そこだけ気にしてたら肝心のところ忘れてた・・・。
嗚呼・・・。
たしかここら辺で毛利元就の初陣の歳がわかって(つーか他の人の歳もウィキペ先生がまとめてたのを見つけて狂喜したり)、20歳かよ!!と絶叫。
話のまとめというか、1話目の修正をどーしよーこーしよーと悩んでました。
ネットで探すのが行方不明の本より早いと諦めたのもこの頃。
最近のブームで、正しい情報と曲折したり拡大解釈した情報とが氾濫していることもあるので、(見極めるのが新しい本でも難しいので)古い本を準拠にしてました。
幕末は見極め楽なんだけど、戦国は本当に本当に難しい。
<存在してた設定>
・直江いじめ
(職員室に駆け込むこと)
・蘭丸さんが校長先生
・チカちゃんが伊達ちゃんに女の子の楽しみ押し付けるところ
・ウィキペ先生有難う、やっと中学で決定
<存在してなかった設定>
・チカちゃんの高専ドナドナ
・徳川家康が生徒会長になること
●4つめ
伊達ちゃんが思い出さない真田さんにイライラする話。
中学3年生、卒業式直前。
黒田さん、こんにちわでした。
まさか来るとは思ってなかったんで。書くまで。
伊達ちゃんが八つ当たりに「黒田潰す」とか言い出すまで。
作品名:前世だかのメイキング 作家名:八十草子