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前世だかのメイキング

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 が、このままでは駄目だろうということで、三年で担任に。
 まつの方も、親戚の兄ちゃんに避けられてる=嫌われたのかと誤解しかかってたので。
 まつは相変わらずで口酸っぱくして親戚の利家と慶次を叱咤してたみたいです。

 が、三年生時で、随分綺麗になってしまったまつに、利家さん更に動揺。
 「今、手だしたら犯罪だからねー?」と半分心配してる冗談で慶次にからかわれてます。
 多分、まつの大学入学くらいまで待って結婚するんじゃないですかね(笑)。

 他の学校での問題は、磊落な性格であんまり気付かないみたいです。
 まあ、明智とちょっと言葉を交わして悩むことはあるみたいでした。


■前田慶次
 けーちゃんは、幸せになってほしいと心から思います。
 が、コノヒトはとりあえず日常が穏やかであれば幸せかな、とも思います。
 あ、書き忘れ。風流を解するこの人は国語教師です。
 古典やったら凄いことになるんですけど、所謂学校の点を取れる授業は向いてないんで現代文ばっかり。古典は別の人に任せてます。
 自分の知ってる風流や故事来歴と文科省推奨の内容って違うよなーと。

 高校が秀吉と一緒でバカやった仲。
 大学で半兵衛と知り合って、当時働いてた秀吉に紹介しました。
 どうも秀吉はその職場で一度結婚したようです。
 
 が、秀吉がひょんなことから筋者になったあたりで訣別。
 秀吉についていった半兵衛とも縁が切れました。
 
 BASARA3が切なすぎるんだよ・・慶次。
 そんなわけで、彼の周りは賑々しくしようと、学校に投下してみました。
 織田系列の血筋はどうも教育関係に行く機会が多いようです。
 チャンス、というか。選ぶのは本人次第です。
 佐助さんは教員免許取るけど、学習系の会社に勤めるみたいです。
  
 利家とまつを微笑ましく見守りながら、独身生活を楽しんでます。
 メールマガジンを発行するのは大体10年くらい。
 毎年、卒業式後に友達のファミレス一軒貸し切って、卒業おめでとう+同窓会を開いてます。参加資格は卒業してること。他は自由。
 ファミレスなのにバイキング形式。会費制。冷凍食品使わずに調理してるからできるらしい。
 伊達ちゃんは高3と翌年の2回参加。佐助さんは毎回参加。チカちゃんは参加したりしなかったりが不定期。海に出てなければ参加します。
 明智が時々参加して、カオス化してからは出席率が低くなります。それで一回だけ、伊達ちゃんが担ぎ出されるのです。 

 一応、教員免許を取るときにピアノはちょっと弾けるようになりました。
 教えたのが半兵衛。
 中3の伊達ちゃんに下手くそって、からかわれるくらいにしか弾けません。 


■かすが
 インターナショナル・スクールにいるよ。
 何故かと言えばお父さんが海外の人。外交官。
 両親揃ってます、ひとりっこ。核家族。

 流石に十代の教育はひとつの国で集中的に、ということで、母親の母国の日本に来ました。
 が、これは夫婦仲が冷えてたことも一因にあります。
 かすがの容姿は恐らく父方の隔世遺伝なんですが、お父さんがヘーゼル系の色素の人で、両親のどちらにも似ていない。
 で、大和撫子が奥さんなんて羨ましいと言われ続けたお父さんは嫉妬深い人になっちゃったんですね。
 DNA鑑定で親子だって結果が出てても、お母さんの浮気をお父さんが疑うようになっちゃって、家庭が冷えてしまってます。
 かすがは、自分の所為だと考えて鬱々としてたわけですが・・・ヴァイオリン習ってどうでも良くなりました(笑)。
 謙信さまスゲエ・・・。家庭が冷えて淋しかったところに謙信さまに会って、傾倒が一気だったようです。

 ヨーロッパ言語を幾つか、英語はイギリス英語を話します。 
 父親の仕事に家族着いて行ってたので少しマレー語も話せるようです。
 ヴァイオリンは普通の腕みたいです。
 そのうち謙信さまの秘書になる気まんまんで、学生のときから楽屋に出入りしたりスケジュール管理したりしてます。

 忍だったので、初陣は一桁。それでも9つとかみたいです。


■直江兼継
 全く出ませんでしたが、ちょっとだけ。

 電波受信組です。
 たぶんどっかで謙信さんと繋がりがあって、慶次に教えようか逡巡し続けてます。
 が、佐助がかすが経由で教える方が早くてガックリ。

 教師として普通じゃないかと思われますが、如何せん生徒が大変すぎる可哀想な人。
 伊達ちゃんに苛められて半泣きで職員室に逃げ込むのがデフォルト。
 それでも嫌がらせっぽいこと言っちゃうから自滅エンドレス。
 流石に一回で伊達ちゃんの担任は懲りました。
 毛利サマの担任を三年間やったので、それでも評価は高め。
 その代わり、翌年から明智との付き合いが出来てしまったので大変なことになります。
 明智が一年時担任。明智が二年のときは前田慶次に担任やってと泣き付きます。
 が、相性が悪かったからやはり三年でまた明智の担任。
 可哀想・・・・・。


■上杉謙信
 熱狂的なファンがいるヴァイオリニスト。
 神々しい音を奏でることと、ジャケットの写真が美しすぎてソロCDの売り上げが良いようです。
 一般とマニアに向けてのCDも勿論出すけど、お母さんと子供のための優しい曲もCDで出してます。
 一人でコンサートホールを埋めるよ。
 大体3年に一回くらい日本全国を回ってます。
 かすがが学業そっちのけで着いて来るので苦笑気味。
 他の2年は海外にお呼ばれしたり、自宅のヴァイオリン教室に力を入れてたり。

 本編でもちょっと書いたけど、独自世界が強すぎて他の人と合わせることが難しい音楽を奏でます。
 一緒にやってくれそうな良い弦楽奏者をいつでも募集中。
 性別不明の方が面白い、という音楽事務所の方針で不明のまま。
 生徒にだって教えません。

 オリジナルの作曲もしてるけど、近しい人にプレゼントするくらいしか発表してません。
 かすがが貰ったときは感激で失神しちゃったので、何か悪いなら困るなーと思ってる。
 そのうち信玄さんに意見聞きに行くかも知れない。
 で、何年かだけ、信玄さんの紹介で音楽学校の講師に招かれるかもしれない。


■武田信玄
 わりと世界でも知られた指揮者。
 幸村さんの音楽学校に教授籍があります。
  
 両親が健在ですが、アメリカの音楽学校で教鞭とってますので日本不在。
 お父さんがヴァイオリニスト、お母さんがピアニスト。
 アメリカで働くことになったときに、独立して一人暮らししてた信玄さんに土地家屋を譲っちゃうくらいの自由人な両親です。
 信玄さんがアメリカで仕事してるときは必ず会ってる。
 もともと留学生を住まわせることに抵抗が無かった家なんで、信玄さんの代になっても続いてます。
 30代後半から体力の衰えを感じたので庭を潰して道場を作っちゃいました。
 皆で鍛錬できるから良いよね、という考えで広い道場を作りましたが、どちらかといえば鬱屈を溜めやすい留学生への配慮でした。
 が、日本人学生のほうが安価でトレーニングできるので集まったという経緯があります。
 今はもう混合。留学生も日本人学生も、もう学生じゃない音楽家も。
作品名:前世だかのメイキング 作家名:八十草子