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司令官は名古屋嬢 第3話『災難』

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《用語説明》



・『在京中京都軍』(部隊)

 治安維持のため、東京にする中京都軍の部隊。約1200人の兵士がいる。彼らが拠点としている練馬基地(旧陸上自衛隊練馬駐屯地)は、『対自衛隊戦線』に向かう部隊の中継地としても機能している。パトロールなどに使う車両はプリウスではなく、ランドクルーザー(もちろん、改造済み)である。



・『対自衛隊戦線』(戦争)

 元々、CROSSとそれに反抗する自衛隊の残党部隊との紛争だったが、現在は、下請けの中京都軍と富士山付近で交戦している。中京都軍側は、ロボットなどの無人兵器を投入して、犠牲を最小限に抑えているが、自衛隊側の士気は高く、戦線は膠着している。



・『758号世界の捕虜収容所』(施設)

 たまたま758号世界付近を航行していたザフト軍の補給艦を、拿捕した際に生じた捕虜30人を収容する施設で、急ごしらえで建設された。収容所の管理は、CROSSではなく、下請けの中京都軍がおこなっている。



・『白鳥 奈美』(キャラクター)

 中京都軍の通信指令センターに勤める通信員で、階級は一等軍曹。だが、CROSSの情報部員であり、中京都軍内に潜入していた。山口とはデキているらしく、守山はそのことが普段から気に入らなかったようだ。初登場の今回で、守山にフルボッコにされるという不運な少女である……。



・『守山家』(家族)

 父親が先祖代々続く貿易会社の経営者で、母親は公認会計士(夫の会社に所属)。富豪であり、名古屋市昭和区八事の高級住宅街に家がある。