更新日時:2016-07-26 07:52:38
投稿日時:2011-02-27 11:56:11
パン屋になる約束
著者の作品紹介
母と息子。互いに相手を思いながらも、その思いをうまく伝えられない。そしてすれ違う。息子はパン屋になる約束をする。そして果たしたとき、母はいなかった。
「パン屋になるという約束をようやく果たせそうだよ」と言って自分が作ったパンを差し出した。パンを手にして、「がんばっているのね。嬉しい」と微笑んだ。それが最期の言葉だった。
「パン屋になるという約束をようやく果たせそうだよ」と言って自分が作ったパンを差し出した。パンを手にして、「がんばっているのね。嬉しい」と微笑んだ。それが最期の言葉だった。
感想コメント (2)
お互いに想いながら、中々口に出せない。でも親子の絆はしっかりと結ばれていたのですね。感動しました。 | 退会ユーザー | 2011-11-16 18:36:16
息子に対する義母の想いが伝わってくる物語ですね。血が繋がっていないからこそ、母子の心の絆がより強く感じられました。素晴らしい作品をありがとうございます。 | 大橋零人 | 2011-04-17 15:11:40