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神崎
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140
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殺生な話 (指定なし)
歩みを潜め息を殺し、無防備な後ろ姿へとにじり寄る。
狂った涙腺に乱された視界。
隙だらけの背中。
愛しているからこそ容赦はしないと、手にした包丁を握りしめた。
「うわああああ!?」
「うるさい」
引っこ抜いたゲームのコンセントを放り投げる。
喚いてないでテーブル拭いて。
今日のご飯はハンバーグ。
お題 『ゲーム』『涙腺』『包丁』
作品名:
140
作家名:
神崎