『コードブレイン』
『コード・ブレイン』
プロローグ
ヒュー!!
何かが飛翔する音と共に、「それ」は、現れた。そして僕を一瞬にして日常からとうざける。
「それ」の左目は、青とも、透明とも言えない鮮やかな色だった。いや、その美しい目も、僕を日常からとうざける。
そして、それは問う。「非日常は、初めてかい?」
非日常…。それわ、今この状況にぴったりだった。
「僕は今…夢を見ているのか?」知らない内に声が勝手に出た。
「おや?ゆとり教育って奴かい?質問を質問で返すのは、あまりいい事じゃないよ?…まぁいい、そしてコレは夢なんて言う形の無いものじゃないよ。すべては、最初からそこに置いてあって、それに気がつかなかっただけさ。」
そして、僕は、問う。「貴方は、なんなんだ?」
「おや?また質問かい?」
それ…。いや、彼は、穿き捨てるように言う。
「私は、君の力だ。」
第一話『夢の中の、ユメの中の、ゆめの中の…』
あぁ~。
大きなアクビと共に、僕は、知る。「夢落ちか…」この頃、僕は、こんな夢ばかり見る。自分が、非日常に吸い込まれていく夢を、その夢で、僕は、「神」と言えなくもないものと出会う。
そして彼は必ず。夢が覚める前に言う。「私は、君の力だ」と。
「いったい何なんだよ、あいつ。」
「竜~(とおる)起きたの?学校遅れるわよ。」
「学校?…あ!?やべ!!」
タッタッタッ!!勢い良く階段を駆け下りる。「竜、コウ君待ってるわよ~。」
「母さん!何で起こしてくれなかったの?。」
「ツッ!」変な効果音と共に我が母、朝凪 要(あさなぎかなめ)がコケル。
「母さん…。」もう慣れたものだ、なぜなら我が母は、毎朝この調子なのであるからに。俗に言うドジッ娘属性?
「じゃっ、母さん、行って来る。」
「あ!朝ご飯はー?あ!いってらっしゃーい。」その時の母は、半分泣いていた。
「おはよーごぜぇーます!朝凪竜君!。」こいつ、馬鹿にしてるのか?…わからん。
「なぜフルネームなんだ?」
「いや、色々説明をかねまして、ハイ、私、小林 幸田と申します。」すっげー笑顔だ。
「誰に説明だよ、たく!」心の中でこの言葉を後三回繰り返した。
「竜は、いいなー、綺麗な母をお持ちで。」
「ん、またその話かー?お前の母ちゃんだって綺麗じゃん。」ジャイ○ンの母さんに似てるけど…。
「なにが綺麗だぁ~ただの怒ったトマトだ!!」あ、言い忘れていたが、こいつは、八百屋の息子だ、時々何か表現の仕方を間違えてないか?と言う時がある。そういう時は…
「トマトって言うより、イチゴだろ。」
「ん、言われてみれば、そうかもな。ぅんぅん」こんな風に、対処する事ができる。
「なぁ、この頃噂になってる。「影」の事件って知ってるか?」なんか、欲しいものを手に入れた、子供みたいに目を輝かせているんだけども…。
「ん?影の事件?なんだ、それ?」そんな噂あったか?。
「え!?知らんの?まるで、船底に吊るされた、カボチャだぜ!!」こいつ、これが言いたいだけじゃないのか?
「そんなに、有名なのか?。」
「おう、だってその事件の被害者が内の学校から出たっていうんだから、おっかな、びっくりだぜ。」
なんか嬉しそうだ。
「んで、どんな事件なんだよ、それ」カボチャは、さて置き、かなり、その事件とやらが気になった。
「えとな、えとな、なんかな、夜道を一人で歩いていると、影に包まれて、気絶させられるんだって!!」
プロローグ
ヒュー!!
何かが飛翔する音と共に、「それ」は、現れた。そして僕を一瞬にして日常からとうざける。
「それ」の左目は、青とも、透明とも言えない鮮やかな色だった。いや、その美しい目も、僕を日常からとうざける。
そして、それは問う。「非日常は、初めてかい?」
非日常…。それわ、今この状況にぴったりだった。
「僕は今…夢を見ているのか?」知らない内に声が勝手に出た。
「おや?ゆとり教育って奴かい?質問を質問で返すのは、あまりいい事じゃないよ?…まぁいい、そしてコレは夢なんて言う形の無いものじゃないよ。すべては、最初からそこに置いてあって、それに気がつかなかっただけさ。」
そして、僕は、問う。「貴方は、なんなんだ?」
「おや?また質問かい?」
それ…。いや、彼は、穿き捨てるように言う。
「私は、君の力だ。」
第一話『夢の中の、ユメの中の、ゆめの中の…』
あぁ~。
大きなアクビと共に、僕は、知る。「夢落ちか…」この頃、僕は、こんな夢ばかり見る。自分が、非日常に吸い込まれていく夢を、その夢で、僕は、「神」と言えなくもないものと出会う。
そして彼は必ず。夢が覚める前に言う。「私は、君の力だ」と。
「いったい何なんだよ、あいつ。」
「竜~(とおる)起きたの?学校遅れるわよ。」
「学校?…あ!?やべ!!」
タッタッタッ!!勢い良く階段を駆け下りる。「竜、コウ君待ってるわよ~。」
「母さん!何で起こしてくれなかったの?。」
「ツッ!」変な効果音と共に我が母、朝凪 要(あさなぎかなめ)がコケル。
「母さん…。」もう慣れたものだ、なぜなら我が母は、毎朝この調子なのであるからに。俗に言うドジッ娘属性?
「じゃっ、母さん、行って来る。」
「あ!朝ご飯はー?あ!いってらっしゃーい。」その時の母は、半分泣いていた。
「おはよーごぜぇーます!朝凪竜君!。」こいつ、馬鹿にしてるのか?…わからん。
「なぜフルネームなんだ?」
「いや、色々説明をかねまして、ハイ、私、小林 幸田と申します。」すっげー笑顔だ。
「誰に説明だよ、たく!」心の中でこの言葉を後三回繰り返した。
「竜は、いいなー、綺麗な母をお持ちで。」
「ん、またその話かー?お前の母ちゃんだって綺麗じゃん。」ジャイ○ンの母さんに似てるけど…。
「なにが綺麗だぁ~ただの怒ったトマトだ!!」あ、言い忘れていたが、こいつは、八百屋の息子だ、時々何か表現の仕方を間違えてないか?と言う時がある。そういう時は…
「トマトって言うより、イチゴだろ。」
「ん、言われてみれば、そうかもな。ぅんぅん」こんな風に、対処する事ができる。
「なぁ、この頃噂になってる。「影」の事件って知ってるか?」なんか、欲しいものを手に入れた、子供みたいに目を輝かせているんだけども…。
「ん?影の事件?なんだ、それ?」そんな噂あったか?。
「え!?知らんの?まるで、船底に吊るされた、カボチャだぜ!!」こいつ、これが言いたいだけじゃないのか?
「そんなに、有名なのか?。」
「おう、だってその事件の被害者が内の学校から出たっていうんだから、おっかな、びっくりだぜ。」
なんか嬉しそうだ。
「んで、どんな事件なんだよ、それ」カボチャは、さて置き、かなり、その事件とやらが気になった。
「えとな、えとな、なんかな、夜道を一人で歩いていると、影に包まれて、気絶させられるんだって!!」