赤の刻印
僕「え、何でですか~僕のスキルが上がらないじゃないですか」
白鳥「.....それは.....」
白鳥「No1は男子なんだけど、多分貴方が来なければ眷属に一番近い方だったの
ちょっと複雑になっちゃったし、プライドが高い方なのよね」
僕「それ、めちゃめちゃ僕が悪者じゃないですか」
白鳥「でも大丈夫よ、貴方のNoゼロの称号は絶対的権力だから、、、たぶんね」
僕「たぶんって、そんな無責任な、、、それはそうといつまで抱きついてるんでか?」
白鳥「えっ、何か問題でもあるの」
僕「いや問題は、あるような、ないような、嬉しいんですけど
なにぶんこのような経験ないもので、どうしたものかと、、、
でもどうして白鳥さんが、僕に抱きついてるのか意味が分らないもので」
白鳥「これは、私の意志と言うよりも眷属にした貴方への本能からくる
行動よ」
僕「本能ですか、それってどんな意味を含んでいるんですか?」
白鳥「そ、それは、あれよ、しそんはんえい、、、」
僕「え、何ですか、聞こえなかったんですけど」
白鳥「し、そ、ん、は、ん、え、い。子作りの本能よ!」
僕「え~、、、」
白鳥「だからやだったのよ眷属を作るのは」
僕「子作りですか、、、」
白鳥「そうよ、貴方も覚悟を決めなさい、貴方も後1週間すると
完全体になるわ、そうすれば本能が目覚めるから分るわよ
それまでに貴方に必要な知識を吸収して貰うから頑張ってね」
僕「あのう、吸血鬼の子作りって人間とは違うのかな」
白鳥「同じよ」
僕「あのう、僕、した事ないんだけど、ちち知識だけはあるんだけど.....」
白鳥「知ってるわよ、貴方の情報は駄々漏れなんだから.....」
僕「あぁ~ね」シマッタ墓穴掘った
白鳥「とにかく歯車が回り始めてしまった今は、もう止める事はできないの
どんなに抗っても無駄だから、己の運命を受け入れて先に進むのよ
分ったら貴方のその両手で私を包みなさい。」
僕「はいです。色々とよろしくお願いします。」
僕は生まれて初めて女子の体を抱きしめた、やわらか~いムフ
でもどうなっちゃうんだろ僕の人生、この世界で生きていけるのかな