悪魔学園
異端児
「おいおいドラグ」
「なんだいべりアル」
「あの生徒を見ろ」
「……悪魔が……いない」
「ああ そして体についているのはタリズマンだ」
「ということは……」
「ああ 多分この廊下にいる人間の中で……最強だ」
「異端児なのになぜ入れた?」
「多分タリズマンを悪魔に変換しているのだろう」
コツコツと足音がする
「お前がドラグーンか?」
「はい あなたは?」
「エリクサー・フリードリッヒだ」
はぁなんかいやな予感
その予感は的中する
「お前には……負けない」
(メンドクサイやつだ)
(メンデェェ)
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「よぉ」
「うわっ」
「おいおいドラグ 俺だよ俺 ザンジバル」
「あ…ああ」
「ルームメイトになったからよろしくな」
「うん よろしく」
こうして
学園生活が
始まるのだった