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プロローグ

『神様なんてね。居ないんだよ。』

誰かが言った言葉。誰が言ったか分からない言葉。

『だってね…俺は神様に捨てられた子なんだから』

皆がその言葉を笑った。
だけど、次の日その子を笑った子達はみんな病にかかり、
高熱にうなされ、苦しんで…亡くなった。

ひそひそ…ひそひそ･･･

皆が小さな声で噂してる。

『あの子でしょ？あの子に睨まれたら、死んじゃうらしいよ！』

『こわ〜い』

『悪魔の子だ！！』

『早く引っ越してくれないかしら…。』