小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

★あとがき一覧&執筆ブログ★

INDEX|3ページ/5ページ|

次のページ前のページ
 

本編ネタバレ



○桃瀬 林檎

読んでいて分かる通り、一番思い入れの強いキャラです。名前も彼女の名前を決めるのが一番時間が掛かりました。彼女のへんてこな言動は私自身がよく使うモノがほとんどです。
彼女の結末については最初に思いついた段階からあったものなのですが、思い入れが強い分、どうにかして変えられないか、と何度も考えたのですが、作者の勝手な感情でストーリーをねじ曲げたくなかったのと、このような結末になったからこそ、彼女の存在を読者により印象づけられるだろう、と思い、こうなりました。
この小説を書き終えた後ぐらいに出た、パズルゲームの主人公キャラがリンゴという名前だったことに、驚いた記憶も……。

○龍ヶ崎 沙耶
 
 彼女は結末のために用意されたようなキャラクターです。ストーカーの正体が彼女だったという設定も最初からあったため、伏線を張りながら正体をバレないようにする、というミステリー的な書き方に苦労しました。沙耶がストーカーのフェイクだったという設定も元からありました。
 林檎の制服を切り裂いているシーンや終盤にもあるように、彼女の特徴として「ナイフが武器」という設定をもっと生かしたかったのですが、それだと残酷な描写が多くなってしまうので、この程度に収まりました。
 あとは美紀と幼なじみだったという設定は完全に後付けだったため、改編前の本編では、美紀も彼女に散々暴力を受けてました。

○山田 ちい
彼女は続編に向けて作られたキャラクターだったので、改編前の原稿では謎の多いキャラクターにするつもりが、ワケの分からないキャラクターになってしまったため、設定を大きく変えてクラスメイトの一人としました。山田組長の娘という設定も後付けです。なので、あそこのシーンはもっとあっさりしたものでした。
不思議な傘を持っていたり、ピアノの倍音を全て聞き分けるといった行動は、そんな設定の断片といっていいでしょう。
 続編ありきのキャラクターと言っても、今回である程度物語に関わってしまったので、次回作に出てくるかどうかは微妙です。

○河井 桜
 彼女も元から作ってありました。当初は沙耶と幼なじみだったのは美紀ではなく、彼女の方だったのですが、それだと話が入り組んでしまうため、カットとなりました。
 彼女も本編中で続編に関わるような発言をしている通り、今のところはまだそこまで考えていませんが、美紀よりも重要で個性の強いキャラクターになっていくかもしれません。


 そんなわけで、最後まで読んでくださった方には、稚拙なのに枚数だけやたら多い本編を読んで頂き、本当にありがとうございます。
 人の死は確かにショックを受けるかもしれません。それが身内であればあるほど。理由がなければないほど。それが正しいことだったのか間違いだったのかはともかく、その衝撃は一生忘れられないと思います。だけど忘れられないからこそ、自分自身の励みになり、勇気になり、支えにも絶対になるはずです。
 本編を読んで、人の死の辛さや残酷さよりも、死を乗り越えて成長出来るような強さを持てることを伝えられたら、と思います。
 
 続編も最初の方だけ載せていますが、また長編になりそうです……笑
 少しずつですが、完成に向けて頑張っていきますので、よろしくお願いします!