たかが映画、されど映画
エリザベスタウン
2005年アメリカ監督 : キャメロン・クロウ
出演 : オーランド・ブルーム、キルスティン・ダンスト、スーザン・サランドン、アレック・ボールドウィン
制作 : トム・クルーズ , キャメロン・クロウ
脚本 : キャメロン・クロウ
音楽 : ナンシー・ウィルソン(元ハート)
自分の企画したシューズがコケてしまい、会社に多大な損失を与えるという大失敗を演じてしまったオーランド演じるドリューが自殺をしようとしたそのあわやの寸前に、なんと故郷に居る父の訃報が舞い込み、死ぬのをとりあえず中止にしてケンタッキー・エリザベスタウンへと向かう。
その旅の途中で知り合ったキルスティン・ダンスト演じるクレアとのラヴ・ロマンスの行方が本作の見所。
よくある逆転ホームランでは終わらないけれど、そんなところが、かえって作品の良心を感じます。
クロウ監督の奥方、あのハートのナンシーが選曲した挿入歌もスグレもの。
エルトンやホリーズ、トム・ペティ等のビッグ・ネームも出てきますが、ポップ・カントリーがベースの約30曲メドレーがなかなかイカシテいます。
その曲たちを道連れに車をとばすラスト場面が、とても良いのです。
サウンド・トラックが2種出ていますが、2枚目は廃盤予定です。お早めに。
作品名:たかが映画、されど映画 作家名:しん よしひさ