BSS-Another 無題七編欠片稿
7
ブラックな話を書きたいと彼らは言い出して、それを連作ショートショートにしたら新しいんじゃないの、とか言っている。
だが、どこぞの三流アマチュアですら同じ発想に至るのだ。そもそも、見かけを新しくする時代は終わった。その中でどう光るのか、が重要だろう。もちろん、己の得意な分野にあわせてそうするのだ、というなら止めはしないが、そうしている間に長編が全く書けなくなるリスクを背負う必要は大いにある。
さあ、どうする。
これもまた人生と同じで、書き癖もリセット不可能だ。
作品名:BSS-Another 無題七編欠片稿 作家名:フレンドボーイ42