デス・スイーツ ハロウィンの連続殺人
プリン
「さて気をとりなおして聞き込みだ」
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「名前は?」
「ボブ・グラバー」
「何か見たか?」
「人、背格好」
「そうかどんなのだった?」
「青い服 帽子も青 ナイフ持ってた」
「ほかには?」
「うーん縄かな」
「ちなみに君の好きなお菓子は?」
「無い」
「無いか……」
「先生何で好きなおかしを聞くんですか?」
「ん?こいつ孤児になったろ?こいつ警察が聞いたとき話さなかったろ。こいつは天才だ。警察は信用がならない。俺らを信用してこそ話してくれた。そのことが分かる人間は少ない。だからうちで育てて探偵にする」
「へえ」
「それで良いかい?ボブ君」
「はい もともと父とは血縁ではないですし」
「そうか」
「はい」
「1番嫌いな食い物は?」
「プリン」
作品名:デス・スイーツ ハロウィンの連続殺人 作家名:夢轍