デス・スイーツ ハロウィンの連続殺人
キャンディ
「さぁ宿に帰って寝よう」
「はぁ?今目の前で家が倒れて壊されたんですよ?何やってんですか!」
「宿に帰ったほうが推理がしやすい。それにお前がやつの手紙に気づかないから死んだんだろ」
「……」
「帰るぞ」
テクテクテク
バキバキ
「生存者発見!警部どうしましょう?」
「馬鹿者!早く医者に見せろ!」
「生存者がいたか。よし聞き込みだ!」
「……」
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「うーん彼が喋りませんね警部」
「当たり前だ。相当な精神的ショックがあったんだろう」
「明日ですよねドラッツェ警部が来るの」
「あぁこれで俺らは用済みだ」
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「ドラッツェ?弟じゃないか」
「へ?先生うそでしょ」
「ドラッツェ・クシュリナーダ、俺の弟だがどうした?」
「あのイケメンドラッツェですよ警部なのにすごい人気で!!!」
「あそ、兄の俺はどうでもいいのね、クビクビ」
「いいえ!先生も十分かっこいいですって。アハアハハ」
「乾いた笑いだな」
「キャンディどうぞ」
「ごまかすな」
「うっ」
作品名:デス・スイーツ ハロウィンの連続殺人 作家名:夢轍