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フレンドボーイ42
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CJ1of4 クラウディ・ジャック

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 「…ペン?」
 「ちょっと変わったペン。学校のテストとかでは普通に書くときにしか使えないんだけど、ちょっと悩み事があったときに、ノーとかなんかにこのペンでふれると、答えの一つを導いてくれる」
 「こたえの、…ひとつ?」
 「なにそれ」
 「…実はこれから君たちがいく道って意外にも答えがたっくさんあったりするんだよ…まあ、大人になったら判るかな。時に理科とか算数とか好き?」
 「きらい」
 「だいっきらい」
 「そうか、残念。…実は大人になると、結構好きになれるんだよね」
 「なんで?」
 「答えが決まった数しかないから。放り出されないの。最悪でも、どう調べればいいか、はもうわかっているんだ。どこから、手を着けていけばいいか」
 「わかんないことってあるの?」
 「たくさんね。ただ、そのペンを使えばアドバイスはくれる。従うのもいいし、従わなくてもいい、けどね。…んじゃあ、そろそろいこうかな。お仕事も済んだし、今日中に動かないと宿がとれないや。じゃあね」
 そういってジャックはどこかへと飛び去っていった。