プライベート・ライアン
戦争を知らない子供たち
特に反戦意識も強くはないんだが
なぜ何度も謝らなければならないのか?
という世代の私は歌の存在は知っていたが、同名の映画もあるそうだ。
反戦映画?見る気もしないわけだがね。
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宮司によれば長老は、遺骨収集作業を長いことされていたらしいこと。
自前で無縁仏の墓を作り、坊主と宮司を毎年呼んで供養していること。
長老曰く「それが生涯の任務だ」と云っていたことを聞かされた。
その長老が、先日、召された。
齢90をはるかに超えていたが、最後の間際までお元気にされていたらしい。
それ自体は、心寂しくも、しかし長寿を全うされてのことなんで。
哀しいという雰囲気はあまりなかったけど。
喪失感と云うのが今になって募りますよね。
戦後65年が経ち、太平洋戦争の「記憶」は「歴史」に変わっていった。
敗戦と反戦の「記録」や「歴史」とは違った
熱い「記憶」は、こうして冷めていってしまうのかもしれない。
もし機会に恵まれることがあれば、耳を傾けてみたい。
作品名:プライベート・ライアン 作家名:平岩隆