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ツインテール探偵くるみの事件簿

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 そして、今、探偵事務所で栞さんの助けを借りてレポートを書いている。
「くるみ、先帰るぞ」
「駄目。こうなったのもワトちゃんのせいなんだから」
「今回はどこにも関わってないぞ」
「ワトちゃんが桃果とあんなことしてたから」
「え?」
「なんでもない!」
「ねえ、ワトくん」
 栞さんがイタズラっぽく微笑んでいた。
「ツインテールとストレートどっちが好き?」
「どっちでもいいっすよ」
 理科の分厚い教科書が俺の顔面に突き刺さった。

 こうして『H2Oの悲劇』はくるみの悲劇だけで幕を降ろしたのだった。