小説が読める！投稿できる！小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ！

　１２月２８日
　午前０１時４０分
　コーパス　総司令室

土方
「今年は新年早々、忙しくなりそうですわね」
池峰
「ああ。野柳の予測通りヴィロネカートの襲来が１３日周期ならば、次の襲来は元日早々となる」
土方
「地底都市で生きるようになってからというもの、季節感は殆ど感じなくなりましたが、それでも元旦早々というのは何だか慌しく感じますわ」
池峰
「君でもそんな風に思うのだな」
土方
「ふふっ。けれど嬉しくも思います」
土方
「武器開発も間に合いましたし、今度こそデーケルターレがヴィロネカートを殲滅出来れば、地上はあなたの世界ですもの」
池峰
「そう思えるのならば、悪くもあるまい」
土方
「ええ。待ち遠しい程です」