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巳上
「饗庭……ライブ……って、あの饗庭くるみ？！」
野柳
「彼女は私の姪でね、ジョエル君とも知らない仲じゃない」
ジョエル
「そんなっ……ボクはただ……」
巳上
「やるじゃないジョエル〜〜」
ジョエル
「ちがっ……違いますよ……！」
巳上
「ふふふ。京介にも言っちゃお〜」
ジョエル
「巳上さん……！」
野柳
「いや、巳上主任とは仲がいいみたいで実に安心したよ」
ジョエル
「はい、巳上主任はボクにとってはお姉さんみたいで……あっ、スミマセン！　こんなの迷惑ですよね……」
巳上
「ううん！　そんな風に思ってくれてたなんて、嬉しいな。私も、弟が出来たみたいな気持ちだったから」
ジョエル
「あっ、有難うございます！　……嬉しいな。」
野柳
「ふふっ。いや、実に微笑ましいよ。ジョエル君、しっかり療養したまえ」
ジョエル
「はいっ」
野柳
「では、私は失礼するよ」
ジョエル
「有難うござい……ました！」

ウィィィン
＜ＳＥ扉開閉音＞

<背景コーパス廊下ＳＥ足音＞

野柳
（巳上よう子……年齢は１８歳だったか……）
野柳
「ふふっ。実に良い」