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左文字
『っ！　……いいですよ、好きになさって下さい。だけど、これだけは譲れねぇっ！　七々原ーーーーーーっ！！』
七々原
「左文字さんっ…どうして……？」
左文字
『戻れ！　七々原！　戻れーーーーーーーーーーッ！』
池峰
『十分だろう。ただちに左文字を懲罰房へ』
士官
『……はっ！』
左文字
『チクショウ！　七々原！　戻れっ！　戻れっ！　戻れーーーーーーーーーーーッ！！』
士官
『参謀ちょ――いや、左文字。行くぞ』
左文字
『離……せ……っ！』
尾ヶ崎
『参謀長ーっ！』
野柳
『やれやれ。往生際の悪い男だな』

＜SEプスッという注射音＞
プシュッ。

左文字
「な……にを……」
野柳
「いや、ちょっとした麻酔みたいなものだよ。君が暴れるから」
左文字
「こ……の……」
土方
「っ！」
野柳
「さぁ、懲罰房へ連れて行ってくれ。早くね」
士官
「はっ！」
池峰
「土方」
土方
「はっ」
池峰
「現時刻をもって参謀長へ任命する」
土方
「っ！」
池峰
「ここからは君が指揮を取れ」
土方
「っ！！」
池峰
「期待している」
土方
「……はっ！」