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暗い世界のアンダーグラウンド

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■あとがき■



「……。」

「……。」

「……。」

「……おい、なんか言えよ。」
「話し掛けないで下さい、この赤面具合を見て僕の心の内が分からないんですか。」
「は?まじだ、真っ赤だ。なに、飲んできたの?」
「ええ、先輩に付き合って……って未成年!!」
「おお、ノリツッコミ。」
「全く、こんなことやらせないで下さいよ。」
「というかおまえ、今回キャラが違くないか。」
「ほら、あれですよ。極度に恥ずかしかったりすると変な言動をしてしまうという。」
「そりゃわかるけど。なにがそんなにハズいんだよ。」
「ニキビが出来まして。こうやって表舞台に出るのはちょっと。」
「え、ここまで引っ張って文面じゃどうにも読み取れない理由?!」


「と、いうのは冗談で。」
「当たり前だ。」
「初見さんにはわからない話なんですが、今回は僕お得意の『ネタ』じゃなくて、ちゃんとした物語なんですね。」
「ああ、そうだな。」
「反応かるっ!」
「え、なに、過剰反応ポイントなの、そこ?!」
「というより僕の恥ずかしいポイント①です。」
「俺にはわからんが、そんなもんなのか。」
「そして恥ずかしいポイント②は、中二病全開ってことですかね。」
「それは仕方ないんじゃないか。そのまんまだろ。」
「失礼な。僕は高二病です。」
「わっかんねーよ!」


「なんだかんだで、今回のあとがきじゃ、全く内容に触れなかったな……。」
「いいじゃないですか、それが一番です。」
「そもそも、物書きとして『自分の作品が恥ずかしい』なんて、いいのかと俺は思うぞ。」
「まぁそれはその通りですが……僕は自分の作品に自信がなくて恥ずかしいというわけじゃないので。面白くないわけないでしょう?」
「なにその不必要なまでの自信?!おまえの存在が恥ずかしいわ!」


2010.09. 快



□没になったオチ□
「っていうかこれまでの作品のが文芸部として恥ずかしいわ。」
「うっそ?!」