【謎歴史】 私の青空 【2000年(16歳)】
第十七話 「さよならさよなら愛はいつも君のそばにあるよ」
まだ塔の上。
「ここここ黄門様!肛門を!」「ああ、大分悪いですね。お薬出しときますから、1時間おきに必ず指7本入れて下さい」その瞬間、春先の扉を蹴破る者があった!!
「うおおおおおお!」「八兵衛の襲撃だあ!ハチベイストライクスバック!」ミンチーが遮る。
「安心しろ。八兵衛とはうっかりしてる物というのが相場なのだ。だから平気・・・ふぐっ!!」「ミンチイイイイイイイイイイ!!!!」悲しんでなんかいられない。俺はミンチーの財布を背広から抜き取ると、夕陽に向かって、思いきり駆け出した。
「有難う!これでaiboが買えるよ!」
<私の青空17 つづく>
作品名:【謎歴史】 私の青空 【2000年(16歳)】 作家名:砂義出雲