小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

【謎歴史】 私の青空 【2000年(16歳)】

INDEX|10ページ/20ページ|

次のページ前のページ
 

第十話 「切なさと恋心」


・・・夢を見ていた。西陣織さんの夢だ。僕は多分彼女の事を・・・愛しているんだろう。
ムガル先輩にプロポーズされたと手放しで喜ぶ彼女の姿を見て、正直逃げ出したくなった。死にたくもなった。でもその度に彼女の『アギレラァァッ!』って鳴き声に励まされたんだ。夜中にニワトリを勝手に屠殺しに来る彼女。関東地方では『ジェットババア』って呼ばれてる彼女。グリル焼きのアルミホイルを剥がさないで食べれる彼女。クールバスクリンを食ってみて狂喜乱舞していた彼女。
西陣織さん・・・逢いたい・・・「ムクウッ!」「着いた・・・この塔の中に西陣織さんが?」
<私の青空10 つづく>