玄関開けたら2分で殺人
玄関を開けると別れたはずの男が、包丁を持って立っていた。
いやいやいや、穏便に事が済んだはずじゃん!
心の中で絶叫した。
けれど私も場数だけは踏んでるから、顔は勿論ポーカーフェイス。
「で?」
冷たく言い放ってやった。
「う……うぅ……」
男はブルブル震えてる。ヤバい、これはヤバい臭いがプンプンしてるっ!
これからは外へ出る前にはまず、腹にジャンプを仕込んでおこう。うん、それがいい。って次はあるの? 私に明日はあるの?! ホーリーシット!
「うあああああああああああああああ」
男、号泣。
包丁持ったまま、玄関先でちょー号泣。
これはご近所さん的にも笑えるほどヤバい。
意を決して私は言った。
「とりあえずセックスでもしようか?」
いやいやいや、穏便に事が済んだはずじゃん!
心の中で絶叫した。
けれど私も場数だけは踏んでるから、顔は勿論ポーカーフェイス。
「で?」
冷たく言い放ってやった。
「う……うぅ……」
男はブルブル震えてる。ヤバい、これはヤバい臭いがプンプンしてるっ!
これからは外へ出る前にはまず、腹にジャンプを仕込んでおこう。うん、それがいい。って次はあるの? 私に明日はあるの?! ホーリーシット!
「うあああああああああああああああ」
男、号泣。
包丁持ったまま、玄関先でちょー号泣。
これはご近所さん的にも笑えるほどヤバい。
意を決して私は言った。
「とりあえずセックスでもしようか?」
作品名:玄関開けたら2分で殺人 作家名:有馬音文