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校長と教頭

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 「まあいい。それはともかくとして盗撮を出来ないようにするというのはいいと思うんだよ。そのためにはどうするか」
 「さっきの校長のアイディアと混ぜればいい考えが出そうですけど」
 「何? 男子退学?」
 「違う。そっちじゃなくてですね。見張りのほうです。人を置いておかなきゃいけないっていうところを改善すれば良くなりそうですが」
 「そうだな。見張りが居なくてそれで盗撮が出来ないようにする……そうか、思いついたぞ」
 「どんなアイディアですか。校長」
 「それはだな……」

 ――数日後。
 「おはよーミキちゃん」
 「おはよーマイちゃん」
 「そーいや聞いた? あの話」
 「どの話?」
 「うちの校長と教頭が捕まったって話」
 「えー、マジ? 何やったの? クスリ? DV? ワイロ? チカン?」
 「最後のが近いかな。なんかさ、盗撮を防ぐために女子更衣室に監視カメラ設置しようとしたんだってさ。キモいよねー」
作品名:校長と教頭 作家名:ト部泰史