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Gothic Clover #04

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 人生には起伏がある。幸せな時もあれば不幸な時もある。それは自分自身の意思でどうこうなるものではない。だから幸せを維持することは出来ないし、不幸を手放すことも出来ない。そこにあるのは変化のみだ。じゃあ、もしこの「変化」を「繰り返し」に置き換えたら?
 変化するけど変わらない。
 永久に停止が変化する。
 だとしたら……

 ボクはベットから起き上がる。
 下らない。

「ハッ」

 ボクこと、首廻捩斬(くびまわり ねじきれ)は前髪を手でかきあげる。結構汗をかいていた。横の布団では同居人、喰臓罪久(くぞう つみひさ)が寝ている。

「起きるカ」

 ボクはベットから這い出ると早速着替える。
 ちなみに今日の学校は特に行きたくない。
 全く、なんであんなイベントがあるのだろう。

「学校祭、カ」

 ボクは罪久を起こさずに家を出た。

作品名:Gothic Clover #04 作家名:きせる