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超自伝 明智光秀

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今の各国は、徳川時代の藩に相当するものであり、その一国が徳川幕府に替われる存在ではない。しかるに、米国は、我らこそ、その任に当るものだと言わんばかりの思考行動をとっているのは、あなたにもお分かりだろう。

これを許している限り、地球には天下統一万民泰平は絶対にありえない。この状態が一万年以上続いており、戦いのなかった日々は、ほとんど無いことを歴史は示している。

徳川幕府の代わりは、地球上のどの国の軍事力をも、お茶の子に押さえつけられる、強大な軍事力をもった、本当の国連のようなものが行う。

徳川幕府が定めた、武家諸法度や禁中公家諸法度や宗教の諸法度も実行しなければならない。 国境を越えての他国への武力や経済力や宗教などによる侵略を一切禁止しなければならない。

さらに、今の地球の各種の問題の根幹である、人口過剰問題を根本的に解決しなければならない。それによって、食糧問題やエネルギー紛争や貧富の差や環境問題の一切を克服することが可能になってくる。

これを成し遂げるのには、これらの問題を各国の中で、自分の責任で解決しないと出来ない相談である。エネルギーも食料も一切、自国の範囲内で自給自足することにする。移民も越境も難民も、輸出も輸入も、一切許さないことにする。これは強大な軍事力で押さえつけても実現する。

これによって、どこの国家も、人口は自然減にさせざるを得なくなり、結果的に、エネルギーも要らなくなり、各国の自然の中で暮らせる範囲まで、贅沢三昧の暮らしを落とし込むことになる。

そこまで、各国が努力していく中で、並行的に、次の対策が必要である。

地球の言語はあまりにも多すぎる。これを将来一本化するために、まず、共通言語を一つ制定する。これは、ドイツ語にする。ドイツ語は英語や他の言語よりも、論理的な構造を残しているので、誰がなんと言っても、光秀意識は、ドイツ語を推奨しておく。いつか、その理由はいつか判るだろう。

もう一つは、地球規模の経済的な活動をすべて終わりにする。為替などという、虚業は不要にする。自給自足するのだから、これは当然の話だ。

しかし、今のような国々の人々の意識では、このことはなし得ないだろう。

どうやって、その足がかりを作って、これを実現するか・・・・とても、困難ことだが、みんなの意識を変えていく、大きな覚悟がいるだろう。

でも、それでもやらない限り、地球のエネルギーは早晩尽きるし、生きる環境は汚染がさらに酷くなり。人口過剰で、難民化するか、侵略するかのどちらかになり、内戦はもとより、暴動は起こり、さらには世界中で第三次世界大戦が起きて、早晩、地球は地獄になるのは、誰の目にもはっきり見えるはすだ。

地球を破壊したり、人類滅亡を演出するのは、誰だって嫌なはずだ。今こそ、信長意識から光秀意識に変えなければ、地球の人類の将来はないと思えるが、如何?


亡霊  光秀

作品名:超自伝 明智光秀 作家名:芝田康彦