小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!
二次創作小説
|
官能小説
ホーム
|
新規登録
|
novelist.jpとは
|
作品一覧
|
ランキング
|
コミュニティ
|
製本印刷
|
利用ガイド・ヘルプ
|
ログイン
マイページ | 小説の投稿 | 投稿作品の管理 | あしあと | メッセージ | プロフィール確認 | 設定変更
人気のタグ
|
ユーザー検索
|
コミュ検索
|
タグ
タイトル
紹介文
R-18作品を含まない
春川柳絮
プロフィール
投稿作品を見る
お気に入り作家を見る
ブックマークを見る
novelistID. 387
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン
>> PASSWORDを忘れた!
作品詳細に戻る
長脇差しの男
INDEX
|4ページ/4ページ|
前のページ
一度だけ同じようなことを言われた。
なぜだか周りに下衆だと陰口された笑顔を、あの娘子だけは。
その時を思い出せずに、島崎は事切れていた。
顔に童のような笑顔を貼り付けたまま。
男は島崎が事切れたのを察し、横たわった体から立ち去った。
「島崎様ー。」
遠くから問われるその言葉を聞き取って、男はあの娘が来ただろうことを悟った。
これでまた宿に泊まる暇も無くなった。
すぐにでも関の向こうへと向かわなくては。
男は歩を急がせた。
作品名:
長脇差しの男
作家名:
春川柳絮