MIROKU
オクトパス
オクトパス――本名、エイト・F・カルゴス。
十歳でマサチューセッツ工科大学を卒業。
若干十五歳で遺伝子ベンチャー会社『エイト・ジェネ』を創立。
遺伝子治療に力を入れた『エイト・ジェネ』は、吸収合併・買収を繰り返し、世界最大の遺伝子医療総合グループ『エイトグループ』となる。
その後、独占禁止法に抵触し危機に立たされるも、事業を拡大し、総合企業グループへ成長した。
その足の広げ、再生し成長する姿から、エイトをオクトパスと呼称するようになり、エイト自身もそう名乗るようになる。
五十歳になり、会長職に就くもエイトグループの顔であり続けた。
また、国連への寄付も積極的に行っており、不死者殲滅機関DURLの創設者メンバーの一人となる。