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(中編) 黄金山基地の未確認生物たち:やっと先が見えてきた

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5話 Back to the Heian period!


浩二が白鳥神社で出会った不思議な生物たち、その彼らとの出会いを求め黄金山基地に侵入。
 そして娑羅姫は地球を救うというミッションを受け女王さまとなり、私はその人生のお供、そして浩二はマーマー姉さんと結ばれました。
 そう、あの時に浩二も娑羅姫も、そして私も大きく人生が変わったのです。
 私たちはこの滅び行く地球をどう守るのか真剣でした。
 地球を守るっていうことは一体どういうことなのだろうか?
 私たちはKASIKO星人、HYOKORI生物、AIロボSOUMEIたち、さらに山烏(やまがらす)・ジッチャン・バッチャン、マーマー姉さんたちも含め随分と議論を重ねました。
 そして得た結論は、1千年前の自然、つまり平安時代に戻そう、要は『Back to the Heian period!』です。
 そう結論した原点は、誰しもも学んだ清少納言の『枕草子』です。折角ですからここで今一度復習しましょう。

 春はあけぼの。
 やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
 夏は夜。
 月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光て行くもをかし。雨など降るもをかし。
 秋は夕暮れ。
 夕日の差して山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。
 冬はつとめて。
 雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。

 地球の人たちがこのような自然に対する感性が持てるようにしたい。
 つまり今ある自然を平安時代に戻そうと結論しました。
 ただこの思いは良いのですが、さてさて具体的な手段は?
 難しいですね。