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その２

私はパソコンを始めてから写真撮影が趣味となり、二十年経った現在はグローバルサイトのFlickrへ毎日のように写真を投稿しているが、サイトへの投稿はほとんどが外国からで、壮大な景色の写真が半分以上を占めている。

私が好んでfave(いいね)するのは草原に小さな家が建っていたり、広い公園にベンチが置いてあったりする類の写真で、写真の中に人や動物が存在していれば尚好ましい。
そのような写真を見るにつけ、行ってみたいなーと思う。若いときでさえ行けなかった外国に、今はもう絶対行くことはできないと思うと猶更夢が膨らむのである。

私の写真にfaveしてくれる投稿者の出身地は検索して確認するが、私は国の名前は知っていてもその国の都市の名前をほとんど知らないというのがわかった。一度調べて覚えても又忘れている。今日はマンチェスターがイギリスの都市だと分かった。だから今はイギリスに行ってみたいなと思う。

高校の同級生が航空会社に勤務していた頃は研修でイギリスに行っていたらしい。先日少し地理のことを聴いたら、色々教えてくれたが忘れてしまった。
何でも聞いて、と彼女は言っていた。

彼女が退職してわが町に帰郷し付き合うようになったとき、彼女は、貴女と南フランスに旅行して、あなたが車運転したら良いわねと話したことがある。
今はそういう彼女も介護で何どこじゃないので、そのことは夢の又夢となってしまっている。