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2001年12 月、自分のプリンターで出力を始めた頃

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《2001年・12月》
年賀状をはじめ、印刷物を自分のプリンターで出し始めた頃です。

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◆12月6日/プロ野球・マスターズリーグ

1ヶ月ほど前から、日本のプロ野球のOBばかりのチームが、全国に5つの都市の名称で発足。すでに20試合ほど消化しているようです。
オールドファンには懐かしく、子供たちは父親から昔の話を聞いて、選手の情報を認識をしているようで、親子のコミュニケーションにも貢献しています。

私も福岡市での開幕戦「福岡ドンタクズVS大阪ロマンズ」の試合を福岡ドームのバックネット裏で観ました。

そのメンバーたるや、本当に我々を魅了した選手が何人もいて、確かに「あの頃」を思い出すことが出来ました。
 
歌を聴いて、その流行歌がはやった頃の自分の境遇を思い出すように、プロ野球のファンにとって選手の現役時代の活躍に自分の過去を重ねる事は容易に出来ます。「ああ、あの選手のホームランシーンを、食事をしながら見ていたなあ…」と言った具合に。
 
大阪ロマンズの吉田義男監督も、福岡ドンタクズの稲尾和久監督もタイプは違うが自分は応援したほうです。そして試合内容は決してお遊びではなく、真剣勝負をやっていました。(と思う)。
 
大阪の田渕、バースをはじめ、選手の名前については関西チームの選手の方がやや有名でしたが、福岡も勿論負けてはいません。先発の大野投手は138キロの速球で沸かせてくれたし、藤本選手の3本のヒットも球足が速く、ちょっとした現役より優っているのではないかと思わせました。
 
そんな中で私が一番見たかったのが、西鉄ライオンズの池永投手でした。自分は当時、中学生だったでしょう。西鉄ファンで、下関商業からの名投手が入団した頃は大いに期待した記憶があります。
 
実際1年目は確か20勝くらいしたように覚えています。不幸な事件で球界から消え去った彼は、稲尾監督の要望でマスターズリーグに参加したとの事でした。誰しもが彼の投球を期待したと思います。
 
残念ながら開幕戦での登板はありませんでしたが、ブルペンでの投球はしっかり見ました。(本当は福岡ドームのブルペンは室内なので、見れるはずはないのですが…)。
 
ファールボールはすべてスタンドへ投げ込むというサービスなど、まあショー的要素が多かったのですが、我々と同年代の選手が頑張っているのを見ただけでも良かった。
その試合の出場者の最高齢は、梶本投手の66歳、阪急の名投手だっただけに、名前だけで充分でした。

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◆12月19日/年賀状を書きながら

日本の伝統(逓信関係の陰謀ではないか?)である年賀状を、あちこちに書いている最中ですが、アナログ派と思う自分も昨年からついにパソコンで作り始めました。
 
新しいPCには新しいソフトがついてきて、「筆ぐるめ」と「筆王」の2通りを使う羽目になっています。
数年前までは、巷の印刷屋さんは年末になると年賀状の印刷で大変忙しかったと思いますが、そう考えると最近のパソコン普及は大きな打撃でしょう。一般的な書式関係も各オフィスや家庭において自分で出来る人が多いでしょうから、全く泣きっ面に蜂と言えます。
 
今年から特に年賀状そのものが「インクジェット専用紙」が売れているそうで、その割合も50%を越えたとか…。確かに私も使ってみて、仕上がりがきれいだと思います。デザインさえ良ければたいていの人は満足するかも知れません。
 
何しろオリジナルの年賀状を印刷屋さんで印刷することに比べたら、格段に安く出来て、しかも色も自由となれば印刷会社の入る余地はないかも知れず、今の時代に対応する方策を取れなければ、淘汰されても仕方がない。自分たちのアイデアと適応能力で何らかの道を見つけて欲しいものです。
 
「卸売り業」「地方の中心商店街」「中途半端なスーパー」など元気がない商売のところは、生き残るかどうかは関与する人の問題でしょう。
 
年賀状と少し違いますが、年賀メールも急増しているらしい。確かにそれこそハガキ代も不要で、作るのも入力さえすれば送信してくれます。便利といえばそうかも知れないし、送られるほうも少しは嬉しい気分にはなる雰囲気はあります。
しかし、やはり手書きの年賀状に比べてどうでしょうか、手作りには及ばないと思います。
 
うっとうしいと思いながらも、出さない訳にはいかない年賀状。さて、あなたは今年は何枚出すのでしょう。

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◆12月21日/お酒を飲んだ翌朝は

このところ、忘年会のシーズン。つい飲みすぎてしまって、翌日は気持ちが悪い…なんて人も多いことでしょう。そんな時は、お茶とかコーヒーとかでアルコール分を少しでも分解したほうが良いらしい。
 
コーヒーはすっかり我々の生活に馴染んでしまっていますが、ルーツは11世紀のアラビアとの事です。16世紀頃に東方へ旅をした人からヨーロッパに伝わり、日本へは江戸時代にオランダ人が長崎へ持ち込んだというのが一般的です。
 
当時のオランダ使節に同行した医師、カール・ツンベルクは「日本人は、茶と日本酒しか飲まない。」と書いているとあります。
 
やっと1870年頃に公使館での飲み物として広まり、ビールやワインなどとともに日本でも愛用され始めました。そして明治21年に東京・上野に「可否茶館」と言うコーヒー店が現れ、それが喫茶店の始まりとの事で、今や日本に何軒の喫茶店があるのでしょうか。
 
よく、スポーツ飲料などと銘打ってのドリンク飲料があります。確かに多少のイオン水らしき効果があるかも知れませんが、その成分の殆どは砂糖。飲めば飲むほどカロリー摂取ということになり、本当のスポーツ選手はあんなものは飲まないそうです。
 
勿論、好みで飲む人もおられるだろうから否定は出来ませんが、少なくとも私の場合は、お酒を飲んだ翌朝はリンゴを食べるか、リンゴがなければ緑茶(または水)を飲むようにしています。しかし我が家にリンゴは常備していませんが…。