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ヤブ田玄白
ヤブ田玄白
novelistID. 32390
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女の歯医者さんだった

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 部長は忙しいらしく、治療は若手に任せて、いくつもの診察台のまわりをフラフラ歩いていた。
しかし、途中でKさんに電話がはいると、すぐに私のところに来て治療を続けた。
さすが慣れたものだ。
高速回転ヤスリのキレが違う(ように感じた)。

 ところが、治療中、ポツリと呟いた。
「動いてる歯がありますネ」
不気味な発言だ。
今治療中の歯が終わっても、次はこの歯だ、と、暗に脅迫しているフシがある。

 帰りに、部長から「治療計画書」を渡された。
「治療予定期間」には「約二ヶ月」と書かれている。
私の不安は的中した。
部長は、また別の歯の治療を始めるつもりらしい。このシリーズはまだ終わらない。