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一生勉強、一途に文芸道~小説と私~

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【以下、ブログより転載】

皆様、こんにちは。

  このことはブログでお話しして良いものかどうか、かなり迷ったのですが、、、

  お題とは正反対で、「言われて残念だった言葉」になります

 つい最近の出来事です。

  よく利用する手作りサイトでとある商品を購入しました。

  制作者さんから

  ーレビューを書いて下さい。

  と言われたのですが、書かなかったら、制作者さんは怒りました。

  少なくとも、気を悪くされたようではありました。

  ですが、これって、私に責任があるのでしょうか。

  というより、そもそも手作り品を購入して、必ずしもレビューって書かなければならないもの?

  もちろん、そんなことはありませんよね。
 この場合に限らず、レビューというのは購入者、つまり受け手の自由意思で書くものです。

  もっといえば、「レビューを書きたくなるような素敵な商品」であるかどうかは、受け手が決めるのです。

  何故、言われるままにレビューを書かなかったからといって、私が不愉快な想いになるのか、

  とても残念だし、理解に苦しみます。

  初めて話しますが、実のところ、手作りサイトで「レビューを書いて下さい」というのは、よく言われます。

   一度くらいなら、それはまあ、普通だろうと思うのですが、中には数度くらい、

 ーレビューをお願いします。

  繰り返されるときもあります。

  ー定形外郵便は保証がありませんから、到着したら商品レビューから到着を知らせて下さい。

  そんな風に言われるときもあります。

  私はできるだけ到着のご連絡はサイトのメールで制作者さんに差し上げてはいるのですが、

  何故、レビュー覧じゃないと駄目なのか?

  疑問に思います。

  よく利用している人なら、購入品すべてにレビューを書くのは難しいし、

 更に購入した全部がレビューが書きたくなるようなものかといえば、実はそうではありません。

 なのに、ーレビューを書いて下さい。

 繰り返し言われると、とても嫌な気持ちになります。

 私自身、小説サイトに作品を投稿していますから、レビューを貰えるということがどれだけ制作者にとって

 嬉しいか、励みになるかはよく理解できます。

 ただ、レビューって、強制して書いて貰うものではありません。

 そこだけは声を大にして言いたい。

 あくまでも、受け手が「あ、これ、良いな」と心が動いて、「なら、レビューを書こうかな」という気持ちになり、

 自発的に書くものです。

 レビューは誰かに強要するものではないし、また強要されて良いものではありません。

 正直にいえば、「レビューを書いて下さい」なんて言わない人の方が

 私はかえって、書いてみようかなという気になります。


☆ここで、少しだけ補足をする。
しばしば利用するハンドメイド品サイトで、つい最近、あった出来事だ。
レビューを書いて欲しいと言われて、書かなかったら相手に逆切れされた。
しかし、そもそも、この手作りサイト運営にも問題がある。普段から作り手さんたちを「作家様」と持ち上げに持ち上げている。
だから、ここに登録している人たちは自分を「作家」と堂々と名乗っているし、その一方で「素人だから、文句は言わないで下さい」と甘えたことを言っている。
そもそも、レビューというのは催促したり強要して買いて貰うものではないだろう。その商品(作品)が魅力的ならば、強制などせずとも、購入者自らが書く。
私からすれば、催促までして書いて貰うレビューがそんなに価値のあるものなのかと疑問だ。

繰り返したい。自らの作品に値段を付けて売り始めたそのときから、一切の甘えは許されない。もし自分を「作家」だと本当に信じているなら、なおのこと作品には責任を負うべきだ。
無料や善意のボランティアで寄付している作品に対しての文句なら、それは文句をつけた方に間違いなく非があろうが、販売品である以上、買い手は「客」だ。商品に難点があれば、客に文句を言われても仕方ない。
もちろん、理不尽な誹謗中傷はまた別の問題だ。
自らを「作家(プロ)」と名乗りつつ、「素人だから厳しいことを言わないで」と平然というハンドメイドサイトの「作家様」たち。
更に、そんな人たちが「レビューを書いて」としつこく催促し、購入者が書かなければ切れる。
はっきり、おかしい。
自分も物作りに拘わる人間なので、特に、こういう矛盾した節操のない考え方には憤りと失望を憶えずにはいられない。

「作ったものを売る」という行為には、きっちりと責任が伴うのだということを「作家様」たちが自覚する日は来るのだろうか。
最後に一つだけ付け加えるが、もちろん、手作りサイトで販売をする人すべてが、こういう甘えた考えの人ばかりだというわけではない。
見る限り、まさに「玉石混合」で、正真正銘のプロとして活躍している方もたくさんおられる。
そして、決まり切っているのは、そういう「真のプロ(作家)」は自分のことを作家とは言わない(中には名乗っている人もいるが)し、少なくとも、「素人だから、文句を言わないで」と甘えない。

☆「憧れと怖れと」

 昨日、久々にノベリストに散文を投稿したので、もう少しだけ語ってみようと思う。
 先ほど、手作りサイトの運営さんから例のレビュー催促の件の問い合わせ回答があった。ざっくりいえば、前向きに検討したいとの回答は、通り一遍ではあるが、まだしも返事があるだけ運営局の誠意を感じられるとは思う。
 やはり、運営サイトは「作家様」が作品を売ることで収益を得ているため、ある程度は見て見ぬふりをせざるを得ない部分があるのは理解できる。今日日、似たようなサイトはたくさんあるから、あまりに統制を厳しくしては「作家様」は似たような別サイトに逃げてしまうだろう。言いたいことも言えない部分もあるのかもしれない。
 とりあえず、私の言いたいことを向こうに伝えられたので、それで良しと思うことにする。
 ここからは別の話になる。今、「後宮の烏」という小説を読んでいる。中華ファンタジーといったら良いのだろうか。とにかく作者の力量、才能を余すところなく感じる秀作だ。今、シリーズ二巻目を読んでいるところだけれど、初巻はもう圧倒されっ放しだった。
 本当にー当たり前のことだが、世間には優れた才能を持ったストーリーテラーがいるのだと感じ入った。一読者としては存分に作品世界に浸りきり愉しませて貰い、書き手としては自分など足下にも及ばないと卑下とまではゆかないが、何か気落ちしてしまうような感じもした。
 この辺り、実に複雑な心境である。読み専であれば、
ー何て面白い小説に巡り会えたんだ!
 それだけで済むのに、書き手であるばかりに、やはり自分には手の届かない高嶺の花的な才能を前に尻込みしてしまうのである。
 このことで思い出したのだけれど、もう二十年近く前、私が総合文芸同人誌「コスモス文学」に所属していた頃の出来事だ。