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のしろ雅子
のしろ雅子
novelistID. 65457
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23話 あとは野となれ山となれ ー過去りし日々テネシーワルツ

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23話 過ぎ去りし日々… テネシーワルツ

 夫の祥月命日が近づくと友人らからお酒が届く。
ジンやバーボンが好きで冷酒が好きだった。
今、外国では日本酒がブームらしいよ…って夫の写真に情報として伝えておいた。
 彼の前にお酒の種類が並んで賑やかになる。
普段はこんなに並ぶ事は滅多にないので、
きっとこの時は雲に腰かけ、機嫌好く飲んでるに違いない…。

 秋になると何かジャッジーな気分になって、ジャズの好きだった夫に連れられてよく行ったジャズバーを思い出す。
 小さな店でドアーを開けるとSP盤の掠れた音色が怠く店内を流れ、見慣れた顔の仲間たちがカウンターを陣取っていた。
 年齢も仕事も何も知らない…あーちゃんとか、べんさんとか呼び名しか解らないそこでしか会わない仲間達だけど、店で会うと10年来の知り合いのように仲が良かった。
 せいちゃんという吃音症の男の子もいたなあ…ジャズの雑学にめっぽう強くて、博士ってみんな呼んでいた。
 みんな元気だろうか…私達の事覚えているかなあ…。   

     https://www.youtube.com/watch?v=75AKlsFBJi4