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新・覇王伝__蒼剣の舞い【第3話】

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これまでのあらすじ


 嘗ては一つの国として統一された四国。覇王家として初代当主・蒼・リュウ・ウォンの元、平和な時代が築かれたが25年前に覇王家は崩壊する。国は、東西南北に黒抄国、白碧国、紅華国、蒼国と分国、それぞれ覇王家の子供たちが王として統治、その中、蒼国は七年前まで自由戦士だったという男が王となっていた。
 実は蒼・リョウ・ウォンが平民の女性との間に儲けた四番目の子だと叔父であり、四獣聖・玄武の狼靖から知らされる清雅。
 王と担がれても、なかなか馴染めずにいた彼の元に四獣聖が再結集する。
 その一方で、嘗て覇王家にあった蒼剣を求め、四国制覇に燃える黒抄国の黒王は、ついにその在処を突き止める。
 それは、清雅の母が前覇王である蒼・リュウ・ウォンから託されたという龍王剣であった。
 黒将国精鋭と共に、黒王側近・義勝は清雅の故郷、牙の村に侵攻。龍王剣と剣を交えるが突然剣が発光する。
 蒼剣は、ついに目覚めた。
 使い手を自ら選ぶと云うその伝説のままに。
 清雅はドラゴンの転生だと告げる北方七星・斗宿は告白する。
 三百年前に四国守護の為に天から下ったドラゴンが、人として転生し覇王となり、それは三百年間繰り返されたと云う。
 清雅はそのドラゴンの転生だと云う。
 更に、ドラゴンの転生が生まれるまで蒼剣を守ってきたのはドラゴン神族であり、前覇王はその末裔だったと。
 ドラゴンの転生を守る為に、大人になるまで封印するようと命じられたと斗宿は開かす。その封印が外れたとき、蒼剣は目覚めるだろうと前覇王、蒼・リュウ・ウォンの想像まま、現実になった。
 その蒼剣を、白碧国の聖蓮も狙っていた。