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藍城 舞美
藍城 舞美
novelistID. 58207
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3人のビートリィ

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 最後に、一番背の高いビートリィが橋を渡りはじめました。背の高いビートリィは、どたどたと大股で歩いていました。
「もううるさい!だ〜れ〜?あたいの橋をどたどた歩いてるやつ!」
 すると、一番背の高いビートリィは低いトーンの声で答えました。
「うるさいのはおまえのほうだ。俺は一番背の高いビートリィ」
 女巨人は、さっきよりも怒った顔で吠えました。
「あたいに黙って橋渡ろうとしたあんたを、一飲みにしてやるんで!」
「へぇ、おまえ、俺のこと一飲みにする気か。でもこっちは、2丁のレーザー銃を持ってる」
 そう言い終わるとすぐに、一番背の高いビートリィは、両手のレーザー銃で女巨人の目を狙い撃ち!女巨人は、目を押さえて叫び声を上げました。一番背の高いビートリィは2丁のレーザー銃で女巨人を撃ちまくったので、ついにその女怪は全身穴だらけになり、谷川に沈んでいきました。そして、二度と浮かんできませんでした。
作品名:3人のビートリィ 作家名:藍城 舞美