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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「新恋愛病院・不倫病棟」 第十三話

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中高年をイキイキさせるものに、SNSがある。
自分の年齢や容姿とは関係ないところで異性と親しくなれるからだ。
何度か相手とメールを交わしてゆくうちに会いたいと誘われるようになる。

「山中さん、中へお入りください~」

早奈枝の呼びかけに50代半ばの女性が鉄男の前に座る。

「山中美佳さんですね、今日はどうされました?」

「先生、実は好きな人が出来たのですが、会う勇気が出ないんです」

「それはいいですね。お相手の方は独身ですか?」

「そこなんです。出会い系ではないのですが、SNSで仲良くなって会いたいとずっと言われ続けているんです。彼は結婚していますが、現在奥様とは別居中なんです。私も離婚したばかりですから何かと話が合って・・・」

「なるほど、良く聞くお話ですね。SNSは顔が見えませんから、想像が余計に膨らんで気持ちが高ぶってゆくんですね。お互いに写真とかは交換しているのですか?」

「いえ、年齢とHNだけしか今のところ分かりません」

「オフ会でも無ければ二人で会うということは、ある程度の了解を相手に与えているということですから、覚悟が要りますね」

「やはりそうですよね・・・正直なところ顔を見てどちらかが好みじゃなければそれで終わりになってしまいますよね。彼は文面からは優しくてしっかりとしているように見受けられるんです。なので、このまま合わずにしばらくは何でも話せる関係でいたいとも思うのですが、誘われると気持ちが揺らぎます」

「今日のご相談は会うべきか会わない方が良いのかということですか?」

「いえ、会おうと思っています。ですが、そのう・・・もし相手が自分の想像通りの男性だとしたら怖いんです。離婚した主人とは何年も・・・いや十何年も関係が無かったので、自信がなくて。それに年齢も嘘をついていて、本当の歳より5歳もごまかしています。それも知られたらと思うと誘われても断った方が良いのじゃないかと考えてしまうんです」

「そうでしたか。ではここにいる早奈枝看護士と男女のことについてご相談されてください。彼女は美佳さんとほぼ同年ですのでご安心ください」

「ええ~わたしと同じ年齢なのですか?信じられません」

「美佳さん、そんなに驚かれることではないですよ。女はエッチをしてないと女性ホルモンが欠乏するのでしょう。これからはその彼と仲良くされれば綺麗になってゆけますよ」

「本当ですか?では、早奈枝さんはずっとこれまでそういうことがあったということですか?」