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田舎の工場での奇想天外な出来事

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第1話:千葉の田舎に就職1
 その後、新聞広告を見て、次の会社に、就職する事になった。
そこは千葉県のはずれの鋳物関連の化学製品メーカーであった。
 社宅付きという事で、単身で赴任した。その会社には、
大卒の機械専攻の先輩が2人が、機械のメンテナンスを行っていた。
 技術課長の六歳年上の山下先輩。機械修理担当の木下先輩である。
化学専攻の大卒の十歳の年上の八木工場長が製品検査をしていた。
そこに入社した。
 北島の使命は、新製品を三年以内に開発する事であった。
 実験の計画、化学薬品の購入、管理、新製品の性能実験も、
全て任せるというものであった。
 責任は、大きいものの、非常にやりがいがあると思い入社した。
 その後は、色んな材料の素材の性能試験を最初に半年間で行った。
 次に、その材料を混合できるか調べた、混合物の性能試験で半年、
一年過ぎた頃、新製品候補が、五種類出来上がった。
 今度は、その、燃焼試験(性能試験)をして、三種類までに、
最終候補を絞り込み、新製品を世に出す計画であった。
 さて、仕事以外の話もする事にしよう。千葉の田舎で、
最寄りの駅まで車で30〜40分という陸の孤島に工場があった。
 その敷地の外れに研究室と三軒長屋と別棟一軒の
四軒の社員社宅があった。
 別棟に技術課長の六歳年上の山下先輩が暮らしていた。
 機械修理担当で三歳年上の木下先輩が、
私の隣の部屋に住んでいた。