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HAPPY BLUE SKY 婚約時代 6

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一美は軽くうなづきながら、口を開いた。
「はい‥第2の夢を実現させることです」
「第2の夢って何ですか?今一番近い夢は、世界選手権3連覇ではないのですか?私達記者はそう思っていますが」
一美は口元に手を軽く当てて、また軽くうなづいた。
「おっしゃる通り、一番近い夢でしたね。」
「過去形ですか?では今は違うんですね」
「はい。ご存じの通り4歳から武道を始めた私ですが、この年になって第2の夢を叶えたいと思いました。スタートは遅いですが、武道の稽古の傍らにもう1つ一生懸命練習したモノがありました。第2の夢はその練習したモノを生かして、さらに道を深めたいと思いました。今26歳ですが、まだ20代半ばなのでチャレンジしてみたいなと思いましたので、来月の公式試合終了後に引退する事になりました。ありがとうございました」
画面の中の一美は、少し笑って頭を下げた。そして会見インタビューが終わった。記者達はまだ一美に聞きたい事があったが、剣流会オフィススタッフのガードに囲まれて、一美は会場を後にした。
それから5分後に、部長室に来た一美だ。当然‥訓練校教官達に手を引っ張られてセンターに囲まれて質問尽くしの一美だった。
「い‥一度に答えられませんってば。先生方ぁ‥勘弁してくださいよ」
先生達の質問を振り切って、俺の後ろに隠れた一美だった。心なしか一美の顔は赤かった。教官部長先生が俺に言った。
「今度はクゥ中佐を詰問しようか?部長・大佐いいかね?」
この問いに部長達は笑顔でうなづきやがった。(-_-;)
やっと解放された俺達は、教官達に手で背中を押されて部長室を出された。ドアがしまった瞬間、ドアの奥から教官達の笑い声が聞こえた。俺と一美はダッシュで廊下を走って逃げたのは言うまでもない。