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HAPPY BLUE SKY 後編2

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カッジュ‥C国へ【2】



2日後に私は軍用機に乗り、少佐のいるC国に旅立った。軍用機の窓から覗いた下界を見ながら、2日前の事を思い出していた。

アーノルド主任が私の顔を見た。
「カッジュ!隣の部屋に来い。ヨルもだ!」
私とヨル先輩が選ばれたのだ。ヨル先輩は同じC国に赴任するが、また私とは違う任務で呼ばれた。これで現在‥少佐が携わっている任務の内容が明らかになった。全容を聞いて驚いた。また最下っ端の私達は仕事のスケールの大きさに体が震えた。

部屋を出てから、私は自分のパソコンで少佐にメールを送信した。もちろん、アーノルド主任の許可をもらってだ。半年以上も母国を離れている少佐だ‥母国の食べ物や欲しいアイテムはないか、お伺いメールを出した。メールを送信して10分後に少佐から連絡があった。今度はリアルタイムで少佐の生ボイスが聴けた。私‥声が上ずっていなかったかな?顔に出てなかったかな?部室を出てから、顔を赤くした私だった。半年ぶりに少佐に逢える。それも今度は半年も一緒にいれる‥途中で交代になるかもしれないが、交代させられないように、一生懸命頑張ろう!私はそう心に誓った‥‥

翌朝、私は自分の仕事の引き継ぎをサンディ先輩にお願いした。また、ヘッドコーチの所にもご挨拶に行った。何も言わずに行くのはやっぱりマズイかと思った。また、私が所属しているチームの理事にもご挨拶して、軍用機に乗り込んだ。C国とは時差の関係で、到着する頃にはカウントして2日かかるのだ。私は軍用機の格納庫に荷物を入れる時に、パイロットから言われた。
「自分の荷物より、ボスの貢物の方が多いんじゃないのか?カッジュ」
「はいぃ!だって‥ボスはあれも欲しい!これも欲しいって言うんですよ。ホント‥ワガママなボスですよ」笑いながら、パイロットに答えた私だった。

ホント‥ボスへの貢物が多い。スポーツバック特大の中身は、ボスがリクエストした食料に衣類に雑誌やその他アイテムだ。その他、先輩達から預かったボスへの貢物や部長からも預かった物で私の両手は塞がった。自分の荷物はリュックサックに斜め掛けの特大スポーツバックだった。あぁ‥ヨル先輩が見かねて私のトランクを一緒にキャリーで引いてくれた。すみません‥ヨル先輩!

隣のシートでは、ヨル先輩が仕事の資料を読んでいた。私も窓の外ばかり見てないで、資料に目を通しておかなきゃ。ボスの事だ‥逢っていきなり【質問】されそうだ。予習しておこう!私はアタッシュケースを手に取った。
作品名:HAPPY BLUE SKY 後編2 作家名:楓 美風