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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「歴女先生教えて~パート2」 第九話

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「はい。カッコいいから好きです」

「カッコいいから好き、解り易いわね」

「いけませんか?」

「ううん、先生もね、夫はカッコいいのよ。未海さんと気持ちは同じだった」

「先生と私ではレベルが違います。もっと綺麗だったらきっと振り向いてくれていると思います」

「初めはそうなのかも知れないけど、仲良くしてゆくという事と外見は違うよ。自分にもっと自信を持てるように女と女心を磨くといいわ」

「女と女心ですか?」

「体と心ね。女は誰でも綺麗になれるの。運動したり、食事制限したりして太らないこと。睡眠不足になったり、日光に当たり過ぎて肌をボロボロにしないこと。適度に知識をつけて賢くなること。焦ったり、不満を言ったりしないで、常に笑顔でいることを心がけるの」

「顔は関係ないっていうこと絶対にないです。私はその事にコンプレックスを感じています」

未海のこの返答に朋美も頷いた。

「未海さん、じゃあ、クラスの友達に聞いて、嵐の誰が好きか?聞いたらみんな同じ人をカッコいいとか好きとか言う?それは男の子に同じように聞いて、AKBの誰が好きか聞いても同じよ。好みは別れる。あなたのことを好きになってくれる男の子は居るはず。自分が好きになることも大切だけど、先生は好きになってくれる彼を大切にしたいと思った」

未海と朋美は美穂の言った、自分を好きになってくれる男子を大切にしたいという意味を考えていた。
それは求めるより求められる愛に応える方が上手く行く、という事に気付かされたようだった。

「先生、大人になるという事は、今言われたようなことを当たり前に実践できるようになるという事なんですね?」

「未海さん、人はみんな考え方が違うのよ。私は今言ったように感じているだけ。あなたたちが同じように感じてくれるのだったら嬉しいけど」

黙っていた朋美が口を開く。

「先生、わたしずっとあることで悩んでいましたが、今の言葉で気付かされました。未海には話していますが、告白されている人が居るんです」

「あら、そうだったの。何が悩みだったの?イケメンじゃないっていう事かしら」

「真面目で頭もいい人なんですが、話をしないので何を考えているのか、よく解らないんです」

「無口という事ね。男の人はそういう人が多いから、あなたからどんどん話しかけて答えを聞き出せばいいのよ。うん、とか、ああ、とかしか返事しないようだったら、聞き直して確かめればいいだけ。そんなこと気にしちゃダメよ」

「はい、わかりました。今度会った時に私のことが好きだと言ってくれたら、付き合ってもいいなあ~って思えるようになりました」

「頑張ってね。あなたも未海さんと同じで可愛いと先生は思うわ」

未海と朋美は満面の笑顔で教室へ戻っていった。