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推定有罪

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 ……商店会の寄合のあと、なんや不景気な話ばかりでおもろない、いっちょ駅裏のビリケンホールへでも行ってパチンコ玉はじいたろ思うてたら、町会長のがしんたれ「たまには皆で飲もうやないか」ほざきよる。まあ、わしとこの店ここんとこ売り上げがた落ちで嫁はんからビール一日一本までて釘刺されてたし、有馬記念で勝負かけたろ思うて銭しこたまふところにしまい込んどったさかい、たまにはええか思うてへこへこ付いてったがな。ほたら町会長いきなりタクシー呼びよってん。わしてっきりガード下の鳥道楽あたりで飲むもんやとばかり思うてたら心斎橋にあるキャバクラや。もうええ歳してなんちうとこ連れてくねん。しやけど店入ったらおるのん若い子ォばっかやし、わしとこの席付いた子かて松嶋菜々子みたべっぴんさんやったさかいに、もう頬っぺたの筋肉緩めっぱなしや。おまけに「うちとこの店あそこへ指入れんのんOKなんよ」言うてわしの手ェとって導きよる。毎晩嫁はんからインポテンツ言うてなじられとったさかい、わしほんま楽しうなってついつい閉店まで飲んでしもうたがな。そのまま上機嫌でタクシー拾うて家まで帰ったらもう深夜二時回ってるのに嫁はん起きとって「こない遅うまでどこほっつき歩いとったんや!」怒鳴るもんやさかい、わし「商店会の寄合に決まってるやろ!」言うたったら「ほんならちょっと指のにおい嗅がしてみい!」ぬかしよるもんで……え、なんやて刑事はん? そないな話もうええから、なんで自分の嫁はんのくび電気コード使こうて絞めたかさっさと自供してまえやて? せやから何べんも言うてるやないの、きのう商店会の寄合のあと、なんや不景気な話ばかりでおもろない、いっちょ駅裏のビリケンホールへでも行って……(以下エンドレス)
作品名:推定有罪 作家名:Joe le 卓司