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立花 詢
立花 詢
novelistID. 61873
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更新日時:2019-03-27 15:32:00
投稿日時:2017-02-09 00:29:25

孤高

登録タグ: 落語 

作者: 立花 詢

カテゴリー :時代小説
総ページ数:4ページ [執筆中]
公開設定:ユーザーに公開  

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著者の作品紹介

孤高
   立花 詢

 落語界にこの名人あるを漱石や子規が羨み、歿後に多くの文化人を寄席から遠ざけることになる。
 一心に師匠圓朝の芸を追い求めた独歩の名人。
 毛ほどの隙もない芸は人をして、上手いがいけ好かないと言わしめ、凡庸な客の足を寄席に向かわせなかった。
 圓朝を幇間のように扱った三井財閥の宴席は生涯にわたり断り続けたという。
 その志の高さと幽遠な芸は芸人仲間に疎まれ、一部の人間から手酷い迫害を受けた孤高の天才。
 肺病による低き声音ゆゑに到達した無比の境地があった。

 圓朝とともに、いまだその名跡を継ぐものは現れてはいない。

追記:全面改稿 2017年3月12日

目次

P1... 一.名人たちの鼎
P2... 二.双葉の栴檀
P3... 三.認めあう二人
P4... 四.交錯する想い

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