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「はじめまして、これからよろしくね」

「ああ、どうも。よろしくお願いしますぅ」

どこか聞き覚えのあるしゃべりだった。
首には特徴的な金のネックレスをつけていた。

「それ、キレイですね」

「ありがとうございますぅ。
　実は４０年前にもらったものなんですよぉ」

「あっははは。いや、あなたどう見ても２０代でしょ？」

ジョークを交わしながら、俺は仕事を始めた。
もう仕事にとらわれることはないだろう。