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月とコンビニ
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novelistID. 53800
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健康で文化的な最低限度の遊び

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『健康で文化的な最低限度の遊び』

【著】眠眠

登場人物
まさし   男
たけし   男
ペラシー  男


まさしの部屋にいる三人

まさし「よーしっよしよしよし! いいよいいよ!ひるんだひるんだ!」
たけし「罠仕掛ける!罠仕掛ける!おっし、仕掛けた。」
まさし「たためたため! たたみかけろ!」
ペラシー「喰らえっ俺の最強のいっち、げきぃ! オラァ!」
ま・た・ペ「イエエエエェェェェェェェイ!!」

たけし「いやー、やっぱ楽しいわモンハン」
ペラシー「11月にクロス発売だし、今年の年越し行事はもう決まりだな。」
たけし「だな」
まさし「ちょっと休憩しようぜ。」
 たけし、ペラシー、軽く相槌

たけし「まさしー、飲み物頂戴―。」
まさし「冷蔵庫の奴とっていいぞー。」
たけし「へーい」
ペラシー「なぁなぁ」
まさし「ん?」
ペラシー「歌の歌詞でさ、『どきゅんずきゅん胸打つ、たくらみはかなり』ってフレーズがある曲なんだっけ、」
まさし「あぁー、DAPUMPでしょ、『ごきげんだぜっ』」
ペラシー「あぁー!そうだ、そうそう!それ!すっきり」
ま・ぺ 「どきゅーんずきゅーん胸うつー、たくらみはかなりー♪」 *歌う
たけし 「なに歌ってん」
ペラシー「いや、さっき懐かしい歌詞思い出したからさ」
まさし「なんかふとしたきっかけで頭ン中に歌詞が浮かぶことってあるじゃん?」
たけし「あぁ、あるねぇ。俺も坂道にいる時とかそうなるよ」
ペラシー「へー、どんなん?」
たけし「まず、下ってる時は、ゆずの『夏色』。」 
まさし「え、上ってるときもあるの?」
たけし「つじあやのの『風になる』」
まさし「あ、なんだっけそれ。」
ペラシー「猫の恩返し」
まさし「あー!あれか!あれ?ちょっとまって、これさ、どっちも」
ま・た・ペ「自転車乗ってる!」 *めっちゃ笑う
たけし「あー、ちょっと自転車乗りたくなってきた!」
まさし「いや、単純すぎんだろ。」
  ペラシー、いきなりカントリーロードを歌いだす。

ペラシー「ひとりぼっちーおそれずにー」 

まさし「え、なにいきなり歌いだしたの?」
たけし「カントリーロードだよね、アレ?」
まさし「耳をすませば・・・あ!」
ま・た「自転車!」

  *ペラシー歌をBGMに会話をし守っていこーまでに言い終わる  
  *(強い自分を~)の部分で「自転車」というくらいで

ペラシー「~~~まもっていこー」
ま・た・ペ「カントリーロードーこの道―、ずっとーいけばーあのー街にー
      続いてるーきがすーるーカントリーロードー」

たけし「カントリーロードって坂道だったんだな」
まさし「いや、違うと思うよ。」
ペラシー「なんかこういうの楽しいな。」
たけし「勢いとテンションだけだと思うけどね。」

まさし「勢いついでに変な遊び考えたからやろうぜ。面白いかわかんないけど」
ペラシー「なになに、」
まさし「まずジャンケンで順番を決める。ここなら三番までだな。そんで一番がボールをもつ。そしてなんでもいいから好きな歌をワンフレーズくらい歌う、ボールを持ってる人は歌い終わる瞬間に二番に渡す。これを三番までやってどんな歌詞になるか、それだけ。三番の人は最後だからなんかオチっぽく歌えたら最高だね。」

たけし「うわー、これ滑る気しかしないぞ」
ペラシー「まさし!」
まさし「なんだ?」
ペラシー「こういうの、大好物だぜ」
まさし「だろ?」
たけし「まじかよ・・・」
まさし「取りえずやってみよう!今考えたから俺もやったことないし」
    ジャンケン
まさし「一番たけし、二番ペラシー、三番まさし」
たけし「一番かよ、」
ペラシー「いいじゃん、一番楽なところだよ。これきついの三番でしょ?」
まさし「そうだなー、じゃ何歌うか決めてー」

考える
まさし「そろそろいくよー」
ペラシー「え、もう?」
たけし「わかんねぇ・・・・」
まさし「お試しお試し。じゃたけしお願いします。」

たけし「え~、《愛しさとー切なさとー心強さとー》」 パスッ
ペラシー「《こーごえそーうなーきせーつにきーみはー》」パスッ
まさし「《悲壮感ーー悲壮感ーー》」

たけし「すっごく悲しい歌になったね」
ペラシー「なんか寒くなってきた」
まさし「自分で歌った部分だよ?ちなみに歌った曲は?」
たけし「篠原良子『愛しさと切なさと心強さと』」
ペラシー「西川貴教『WHITE BREATH』」
まさし「悲愴感『悲愴感』」
まさし「どうよ、やってみて」
たけし「嫌い・・じゃないかも」
まさし「おし、次いこう!」
ジャンケン
まさし「一番ペラシー、二番まさし、三番たけし」
ペラシー「いえーい一番。」
たけし「まじかよ!」
まさし「じゃ、ペラシーお願いします。」

ペラシー「《DANDANこころひかーれーてーく》」パスッ
まさし「《父さーんが残したー》」パスッ
たけし「《ハニーフラッシュ》」

ぺ・ま・た「あっっはっはっはっはっはっははhっはっは!!!」

笑いながら

ペラシー「と、父さんなにしてんの」
まさし「ま、まってハニーフラッシュは反則、」
たけし「こ、心魅かれてんじゃねーよ、、、」

まさし「いやー、これは良作だと思うね。ちなみに俺は『君をのせて』
ペラシー「『DANDAN心魅かれていく』
たけし「『キュティーハニー』」
ま・ペ「プッ」
ペラシー「次で一巡するね」
たけし「おっけ、やろう!」

まさし「一番まさし、二番たけし、三番ペラシー」
まさし「じゃいきますよー」

まさし「今―私のー願いー事がーかなうーなーらばー」
たけし「銀―の龍の背に乗ってー」
ペラシー「行こう皆でワークマン」

まさし「入らないよ!絶対店に入んないよ」
たけし「願いがでかいのか小さいのかわかんないし!」
ペラシー「龍で来るとは思わなかったなー」
まさし「俺は『翼をください、けいおんVer』」
たけし「『銀の龍の背に乗って』」
ペラシー「『ワークマンの歌?』たぶん」


まさし「どうだった?」
たけし「思ってたより面白かったよ。」
ペラシー「相手がどんな歌で来るか全くわかんないのがドキドキする」
まさし「俺も思ってたより楽しめた感じがするよ。付き合ってくれてサンキューな」
ペラシー「なんのなんの」
たけし「こんな遊びもたまにはいいかもな。新鮮だったわ」
まさし「頭で少し考えるだけだからな、どこでもできるよ。ハニーフラッシュはずるいわ」
たけし「コンビニ行かない?」
まさし「そうだな、小腹減ったしいくか」
たけし「自転車で行こうぜ!」
まさし「ウチ自転車ねーから」
ペラシー「行こう皆でワークマン!」
まさし「コンビニだから!」


終わり