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てっしゅう
てっしゅう
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「SNSの恋 にじいろ」 第三話

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そこでスマホを構えてシャッターを切った。
記念に残したいと思ったからだ。にじいろは断らなかった。
狭い浴槽に二人で入ると狭苦しい。むこう向きに重なって座って、触れ合いを楽しんでいると口ですると言い出したので浴槽に腰かけて座った。少し手で触ってから口に含んだ。意外に上手で感じるところを刺激された。

「これ以上激しくすると出ちゃうからやめてベッドへ行こう」

そう言ったがやめようとしない。さらに大きく動かすようにしたので我慢出来ずに放出した。ニコッとしてボクのすべてを飲み込んだ彼女はそうすることを楽しみのように感じたのだろうか。
普通はここで出すと自分が満足できないと思うのだが。

ベッドへ行くと私はいいからと言った。
それは申し訳ないので指で感じさせてあげると答えた。
そう、彼女は彼との行為でそして今までの男性との行為でも挿入で感じることは無かったのだ。そのことが自分はいいからと言った理由だった。

年齢が五十を越えてそれまでの挿入一辺倒のセックスから舌や指で刺激することを学んだ祐紀夫は高い確率でクリの方が感じる女性が居るということを知っていた。
まさににじいろはその典型だった。
初めてイクと言う感触を何度も何度も味わっていた。それは激しくくねらせる体と、腰をはね上げるような仕草が示していた。

「イク・・・イクう」

そう叫び続けたのだ。
もういやと言ったがやめずに指先は刺激を続けていた。
何度目か忘れるぐらいにピークを過ぎた頃彼女はぐったりとした。
本当に終わった。

数分の沈黙が過ぎて、口を開いたにじいろは、
「こんなの初めて・・・わたし中は感じないから今日はすごく感じた」
うつろな目でそう言った。

「良かった。さっき口で出しちゃったからどうしようかって思っていたから、逆に良かったみたいだね」

「てっしゅうさんは良かったの?」

「二度目は中で出したい。大丈夫?」

「うん、もう二年来てないからいいと思う」

ホテルを出て駐車場で彼女と別れる時に今までとは違う去りがたい感情が芽生えていることに気付いた。
もう一度キスをして、来月また来るからと約束して反対方向にそれぞれの車は走り出した。

しかし、日が落ちて南アルプスが赤く染まる中央道の景色を再び見ることは無かった。