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青井サイベル
青井サイベル
novelistID. 59033
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今日は楽しいヒナ祭。

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焼肉十人前くらい食べられる(いやマジで)わたしの牙城が、今まさに崩れんとしている。
餃子の王将で餃子六枚。
から揚げギガ盛り。
それくらい朝飯前だったこの胃の本丸に、敵の手が。


それは胃カメラ。


夏ぐらいからバテてて、その胃の変さが止まらなくなってしまった。
「あなたもそろそろの年齢だし。胃カメラやりましょうね」
しょうねじゃない。飲ませるのならカレーにしてよ。
だが非情にも、検査は刻々と近づく。
鼻から入れるらしい。
あのね、鼻は鼻水鼻くそを出す所。
ものを入れる場所じゃないのよ?
「ぜーんぜん、痛くないですよ」
うそだ。絶対うそ。
ペロくん(夫)は
「異物感があるだけだよ、大丈夫だよ」
うそだ。絶対うそ。
わたしをそうやって安心させておいて無理矢理入れるつもりね。


今日は楽しいヒナ祭。
もう、焼肉だ。胃なんかもういいや。
わたしは
「明日、もしくは一時間後に突然死んだら困るから、今やりたいことはやる」
というのをモットーに生きている。
めしも掃除も風呂もオヤツもナニも全部やっておく。
先日車に乗っていて突然死し、歩道に乗り上げてさんざん人をはねてしまった人がいるじゃない。
ね?
じゃあやっとかないと。


ヒナ祭、焼肉だ。
明日死ぬかもしれないんだから。
「すいませーん。カルビ八枚と、ネギ塩上タン五枚と、上ミノ六枚ください」
「はいよろこんでー」